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リンデンラボCEOが語る(第4回)リンデンドルの通貨メカニズム

週刊ダイヤモンド編集部
【第4回】 2007年10月30日
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前回、「セカンドライフ」上の経済システムと、その通貨である「リンデンドル」についてローズデールCEOは語った。今回はさらに一歩踏み込み「リンデンドル」の通貨メカニズムへと話題は広がる。リアル社会と同様に「セカンドライフ」上にも存在する通貨取引所の役割と、将来の可能性とは。

フィリップ・ローズデール
フィリップ・ローズデール(リンデンラボ社CEO)

ダイヤモンド・オンライン(以下D.O):
 現在のところリンデンドルと米ドルとの間の交換比率は貴社が独占的に統制していますね。つまり、その目的は為替レートを安定させるためでしょうか?

フィリップ・ローズデール(以下P.R):
 基本的にそこではあるメカニズムが働いています。売り手がリンデンドル通貨取引所で通貨を売る場合を想像してください。

 ここは極めて重要な点で、なおかつ専門的になってしまうのですが、我々はいわゆる「マーケット・メイク」をしない、ということです。これはどういうことかというと、リンデンドルを売りたいという人は自分が売りたい価格を決めます。例えばリンデンドルを2.6ドル、2.5ドル、2.8ドル、2.9ドル…といった具合に値段を設定して、売りたいと決めるわけです。

 どんなときでも、どの価格ポイントでも、何百もの通貨の注文がオープンな形で存在し、さまざまな価格帯で常に売り注文が存在します。たとえばセカンドライフの新しいユーザーは、この市場にやってきて「僕は50米ドルをリンデンドルに換えたい」と注文します。すると私たちがその注文を自動的に市場に取り次いで、それが買い手の側から見てベスト・プライスになるまで待つというわけです。

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