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これで絶対後悔しない!35歳からの転職力養成講座

長い自己紹介、最後のアピールは嫌われる!
面接官に好かれる「2分30秒の法則」

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第8回】 2013年10月21日
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「最後にアピールしていいですか」
押し売りはマイナスでしかない

 面接でたまに見かけるのが、こちらが頼んでいないのに「最後にアピールしていいですか」と言い出す人です。応募者の方からそう申し出られれば「どうぞ」とは言いますが、正直面接官は話を聞いてはいません。

 この連載で前回述べたように、もっとも伝えたいことは相手から聞かれるようにしなければいけません。職務経歴書で聞いてほしいところにフラグを立てて質問されるように誘導し、きちんと説明できるようにすることが大切です。

 ところが伝えたいことを自分から話してしまうと、効果は半減します。まして「アピールさせてください」と押し売りをしたら、その価値はゼロどころかマイナスになってしまうでしょう。

 きちんと仕事で実績を積んできた35歳の人なら、面接でアピールできるようなネタをたくさん持っていると思います。しかし、そこには落とし穴があります。自分をアピールしようという気持ちが先走るあまり話が長すぎたり押しが強くなったり、面接官の興味のポイントとはズレてしまったりするのです。

 視点を面接官に移すと、応募者がアピールしたいネタが4つか、5つあったとしても、面接官が全部について聞くとは限りません。ネタを1つだけ聞いて終わりになることはよくありますが、それは必ずしも応募者がダメだったということを意味しません。

 候補者の持ちネタを1つ聞いた時点で「この人はしっかりウチで仕事ができる」という評価になって、それだけでOKを出すケースはよくあるものです。とくに一次面接ではそうで、面接官も忙しいので「この人は採用して大丈夫」という確信を持ったら、それ以上ダラダラと話を聞きません。そもそも同じ日に何人も面接するようなときに、すべての応募者のすべてのネタを聞いていたら集中力がもたないでしょう。

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丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


これで絶対後悔しない!35歳からの転職力養成講座

かつては「35歳が限界」と言われた転職。しかし今では35歳以上のビジネスパーソンも転職ができる時代に変わりつつある。そんな35歳以上の大人が転職する際、人生の重要な決断を失敗しないためには、どのように行動すればよいのだろうか。これまで数多くの人の転職を成功に導いてきたキャリアコンサルタントの丸山貴宏氏が、実践に役立つ35歳以上の転職ノウハウを教える。

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