インドネシア 2013年11月19日

バリ島名物?
憎きネズミとの戦いの日々

バリ島の日本語フリーペーパー「アピ・マガジン」のアラサー女性編集者たちがリレー形式で、リアルなバリの今をレポートします。日本では毎日ネズミのことを考えるひとはほとんどいないだろうが、インドネシアでは人間とネズミが日々戦いを繰り広げることになる。バリ在住3年のラ・パール徹子さんの実録レポートです。

 「チューチュー……」「ドタドタドタ……」

 毎晩、ローカルスタッフが帰宅後の静かになった弊社オフィス内では、こんな、私にとっては大変イラッとくる鳴き声やら足音やらが天井や床下から聞こえてくる。

 完全に人間のことを舐めまくっている『ネズミ』だ。今回は、バリ島でのネズミとの攻防をお届けしようと思う。

人間の楽園はネズミの楽園でもあった!?

 バリ島で生活するまで、自分にとってネズミは影の薄い存在であった。小さい頃にいちどか二度、実家でネズミ捕りを仕掛けていたのはおぼろげに記憶しているが、それでも実際にネズミが罠に引っかかって息絶えているところなど見たことはなかった。

 ところが、バリ島で生活してわかったことは、南国はネズミの温床であるということ。年がら年中温かくて凍え死ぬこともなければ、人間の食べ物を漁ることも容易だ。相当な数のネズミがバリ島内に生息していることは間違いない。その証拠に車両に撥ねられて道のど真ん中でペチャンコになっているネズミの姿をよく見かけるのだ。

始まりは食いしん坊な私のせい?

 私がネズミの標的になったのは、つい3カ月程前。社内では”食いしん坊”で通っている私。仕事中に小腹が空いた時のため、常備食を引き出しの中に忍ばせていた。チョコレートだったり、ナッツだったり、インスタント麺だったり……。バリで暮らして3年になるが、これまでネズミの足音がしようが、鳴き声がしようが、残飯をゴミ箱から漁っていかれるぐらいなもので、私自身への大きな被害はなかった。

 それがある時、会社の引き出しを開けたらプ~ンとアンモニア臭が! 「え!?」と思い、引き出しを全開にして中を確認してみると、私の大切なクッキー(未開封)が包装ごと噛みちぎられて中身を食べられていたのだ!! そのうえ、これ見よがしに、ご丁寧にもお食事後の排泄までしていってくれていたのだ。

 すぐさま引き出しに入っていた食べ物はすべて廃棄し、何度も雑巾がけをした。もちろん、引き出しに食べ物を入れない自分ルールも作った。が、しかし! すでにネズミ達の間で「食べ物がたくさんあったよ」と話題になっていたのか、それ以来ほぼ毎日、机の上に糞を落としていくようになったのだ。


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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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