あなたは「交渉がヘタ」と悩んでいないだろうか。しかし、心理テクニックさえ身につければ、誰でも思い通りに相手を操ることができる。この連載では、演習問題を多数出題し、交渉力を高めるコツを紹介していく。

Q:商談中メモをとるときに注意すべきことで、適切なものをひとつ選べ。

(1) メモに集中すべきで、話し手の視線を無視することになるのはやむをえない。
(2) メモには記録としての役割があるので、自分の意見や感想を書くことは控える。
(3) 黒板などに書かれたことばかりでなく、発言の内容や印象も書いておく。
(4) 話の要点を正確に記録することが目的なので、メモの文字はていねいに書く。
(5) 配布資料にあらかじめメモや印をつけておくことは、先入観を持つことになるので控える。