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「婚迷時代」の男たち

婚活市場で人気急上昇の「理系クン」
――狙い目“優良物件”か? それとも単なる“KY男”か?

――理系男子の婚活を分析する

西川敦子 [フリーライター]
【第3回】 2009年3月27日
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 「みなさん、お見合いパーティーには基本的にひとりで参加しましょう。友達同士で行くと、冷やかしと思われて女性から本気で相手にしてもらえません。パーティーでカップルになった女性と帰りがけにデートするなら、ホテルのラウンジでお茶を。女性のプライドをくすぐっていい気分にしてあげましょう」

 日曜日の午前11時。雨の降る肌寒い日だというのに、東京・銀座で開かれたエクシオジャパン主催の「お見合いパーティー必勝セミナー」(男性向け)には、予定通り総勢20名の男性たちが集った。年齢は30~40代くらい。午後から出社するつもりなのかスーツ姿のビジネスマンも混じっている。女性講師の話に耳を傾ける表情はまさに真剣そのものだ。

講師:「初デートの後は必ず相手の女性にメールを送ってください。できれば直後、遅くとも当日中には送りましょう」

参加者:「すみません。直後というのは何分後ですか?」

講師:「駅の改札まで女性を見送ったら、なるべく早く送りましょう」

 参加者一同、メモ。

参加者:「どんな内容のメールを送ればよいのですか?」

講師:「まずお礼。次に今日の感想を。最後に、また会いたいという意思表示をしてください。こんな感じです。『○○さんへ 今日はお会いできてよかったです。ありがとうございました。とても楽しかったです。またぜひお会いしたいです』。絵文字も1つか2つ入れてみてくださいね。にっこりした顔のマークとか、上向きの矢印とか」

 参加者一同、うなずいてメモ。

参加者:「あのう、デートのときブランドの腕時計などをしていっていいのでしょうか?」

講師:「全然オッケーですよ。ロレックスでも大丈夫。かえって評価が上がります。女性はそういうところ、非常に目ざといです」

 参加者一同、メモ。

 こんな具合にひたすら真面目な彼ら。そのけなげな姿を目にしたら、思わずほろりとくる女性もいるのではないだろうか。

 セミナーのあと、参加者の何人かに話を聞いてみた。

 「まめに合コンにも顔を出しているのですが、沈黙が続いちゃって、会話にならない。女性とどんな話をしていいかわからないんですよねえ」(30代・SE)

 「お見合いパーティーでカップルになれた女性とデートに出かけても、次につながらない。お付き合い、ということろまで漕ぎ着けられないんです。自分なりに少しずつデートスキルを向上させているつもりですなんですが」(20代・エンジニア)

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西川敦子 [フリーライター]

1967年生まれ。上智大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、独立。週刊ダイヤモンド、人事関連雑誌、女性誌などで、メンタルヘルスや介護、医療、格差問題、独立・起業などをテーマに取材、執筆を続ける。西川氏の連載「『うつ』のち、晴れ」「働く男女の『取扱説明書』」「『婚迷時代』の男たち」は、ダイヤモンド・オンラインで人気連載に。


「婚迷時代」の男たち

仁義なき最新の婚活事情から、結婚をビジネスにする企業、結婚生活や離婚の実態までを徹底取材。「結婚」という2文字に翻弄される男たちの姿を追う。はたして「結婚」は男を幸せにするのか――。

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