大阪ガスの挑戦

大阪ガス
ビジネスアナリシスセンター
所長 河本薫氏

 経験豊富な2名のコンサルタントにより、ビッグデータ活用がマーケティングの視点で語られたのに引き続き、大阪ガスのビジネスアナリシスセンター所長・河本薫氏から、実際に分析力で会社を変革した体験と成功が紹介された。

 大阪ガスは約15年前から、データ分析を現場の問題解決に取り入れている。現在、情報通信部のビジネスアナリシスセンター(BAC)は、9名によって年間約30のプロジェクトを実施し、大小100近いソリューションを社内と関係会社向けに提供する。
 

オージス総研
データアナリシス部
部長 吉田隆光氏

 その特徴は2つある。これについて河本氏は自社の経験を踏まえ解説した後、「いかに現場で起こる壁を超えるか」について4つのポイントを列挙して詳しく説明。し、さらに、大阪ガスの分析データの基盤を担うオージス総研のデータアナリシス部部長・吉田隆光氏から、データ活用の基本、具体的なアプローチが紹介され、受講者は身を乗り出して聞き入った。