午後のパフォーマンスを最大限に上げる
勝負ランチの選び方とは?

 お腹いっぱい大盛りランチを食べたらパフォーマンスが上がらない、だったらランチを抜けばいいのか? 残念ながら、それも集中できない要因のひとつだったりします。みなさんが仕事中にフル回転させる脳は、血中の糖のひとつであるグルコースによってほぼ機能しています。集中力を高めるためには、このグルコースがとても重要。脳にめいっぱい働いてもらうためにもある程度の栄養(グルコース)が必要なのは、想像できますよね。このグルコースレベルが下がると、集中力だけではなく不安や頭痛などといった症状まで引き起こすこともあるから危険!

 つまり、仕事のパフォーマンスが落ちがちな午後も、誰にも負けることなく自分の力を出し切るリーダーになるためには、体の中の血糖値を安定させ、脳への栄養補給も安定させることが何よりも大切なのです。

 ではそのために何を選べばいいのか?

 ここで重要になってくるのが、前回お話ししたGI値です。
 GI値の低い食品の組み合わせや食べ合わせ、食べ順によって血糖値の急上昇はコントロールできること、白い食べ物より茶色い食べ物を選べば、自然と低GI値のものを食べられること、を前回お話しました。できるビジネスパーソンの皆さんはさっそく役立ててくださっているかと思います。

 ランチでも考え方は同じ。しかし今回はさらに集中力を高めるためのポイントとして、炭水化物の量にも目を向けてみましょう。

 GI値の高い炭水化物、例えば白米や小麦粉、じゃがいもはとくに気を付けなければいけないのは当然ですが、GI値の低い玄米や蕎麦などでも野菜やタンパク質に比べれば血糖値の上がるスピードは高め。だから、大事なプレゼンの前は血糖値を安定させるために、ランチの炭水化物は少なめにする、またはたっぷりの野菜やタンパク質のおかずと一緒に食べることを心がけましょう。定食屋さんやラーメン屋さんなどでご飯の量を少なくしてもらうのはもちろん、餃子の皮、カツやからあげの衣、お好み焼きも立派な炭水化物。そういったおかずを選ぶ場合は、野菜やタンパク質を多めにとり、腹八分目でストップするなどの工夫が必要なのです。