ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
数字で会社を読む

【京急電鉄】
羽田路線への投資で成果
鉄道投資が一段落で品川の不動産開発へ

週刊ダイヤモンド編集部
【第144回】 2013年12月5日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

羽田空港の発着容量拡大に合わせて、羽田までの輸送力増強に傾注してきた京急電鉄。成果は如実に表れている。鉄道への投資が一段落し、次は品川での不動産開発が注目される。

 羽田空港のポテンシャル(潜在能力)に注目が集まっている。

 2010年に4本目の滑走路が完成し、近年、発着枠を拡大させてきた羽田空港だが、国土交通省は、20年の東京オリンピックに向けてさらなる容量拡大を検討し始めた。航空会社にとって、都心に近く利便性の高い羽田路線はドル箱となりやすく、発着枠が拡大するたびに争奪バトルが繰り広げられている。

 この“羽田ブーム”を追い風に、第2四半期(13年4~9月)の業績を上方修正したのが京急電鉄である。営業利益は期初予想の114億円から152億円に、経常利益は同88億円から129億円、当期利益は同50億円から79億円に上振れした。

 通期も増収増益の見通し。羽田空港駅(国内線ターミナルと国際線ターミナルの2駅)の利用者が前年同期より1割伸びており(図(1))、これが好決算につながっている。

 過去、京急電鉄は、羽田関連に投資を集中させてきた。通常、鉄道事業への投資は年間200億円程度であるが、05~09年度の5年間は羽田関連の投資が続き300億円に増えた(図(2))。

 具体的には、東京都が2000年から交通渋滞緩和のために着手した「京急蒲田駅付近連続立体交差事業」に参画し、総事業費1892億円のうち約310億円を負担した。また、10年に羽田空港に国際線が復活したのに合わせて、150億円を投じて「羽田空港国際線ターミナル駅」を開業した。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2017年1月28日号 定価710円(税込)

特集 劇変世界を解く 新地政学

世界史の大転換が始まる

【特集2】
銀行界も戦々恐々
コンビニATM戦争

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


数字で会社を読む

週刊ダイヤモンドで好評連載中の「数字で会社を読む」。各業界・企業を担当する第一線の記者が、ポイントを絞った財務分析で企業・産業に切り込みます。

「数字で会社を読む」

⇒バックナンバー一覧