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53歳生ぐさ坊主、不倫相手の女子大生をDVで逮捕
殴る蹴るの暴行理由を、この坊主は何と説明したか?

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第57回】 2013年12月7日
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 熱烈な浦和レッズサポーターの友人と賭けをしていて、今季のJリーグ、日産時代から応援している横浜F・マリノスが優勝したら、私は祝いにご馳走してもらえることになっていて、レッズが優勝したら、友人は気前よくご馳走してくれるのである。

 という話はちょっと前に書いたが、いよいよ最終節である。

 毎年、寒くなると水戸までアンコウを食べに行くのだが、マリノスが優勝したら友人と小旅行に出てアンコウをご馳走してもらおうかな、とか、ふぐのコース料理でもいいな、なんて意地汚いことを考えていた。

 前節で優勝を決めることはできなかったが、二位のサンフレッチェ広島に勝ち点差2をつけてマリノスは首位なのである。むふふ。

 というときに、松井一実広島市長が、サンフレッチェは二位でいい、といったトンデモ発言をしたらしい。今月三日、広島写真記者クラブとの懇親会での席だった。

 松井市長は、広島が三連覇を達成したらスタジアムを建設すると発言していて、サポーターもその発言を信じ、スタジアム建設実現に向けて署名活動をしていた。そのさなかの“二位でいい”発言だった。

 これには、連覇されたらスタジアム建設が現実味を帯びてくる=それは困る、だから連覇は勘弁してほしいという本音が見え隠れしている。誰もが少なからず驚かされただろうと思う。広島市の地元チームが優勝しなくてもいいとは。

 ということがあったので、私としては贔屓チームの九季ぶりとなる優勝も見たいが、こんなことであればサンフレッチェ広島の連覇を応援してもいいような気持ちにもなっている。今季だけでなく、来季も優勝し、スタジアム建設の条件を満たす三連覇を達成してもらってもいいとさえ思う。

 ということなので、特に応援しているチームがないという方は、どうぞ、サンフレッチェ広島を応援してやってください。三連覇を達成すれば、市民球場跡地に立派なサッカースタジアムが建設されます。

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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三面記事は、社会の出来事を写し出す鏡のような空間であり、いつ私たちに起きてもおかしくはない事件、問題が取り上げられる。煩瑣なトピックとゴシップで紙面が埋まったことから、かつては格下に扱われていた三面記事も、いまでは社会面と呼ばれ、総合面にはない切り口で綴られるようになった。私たちの日常に近い三面記事を読み解くことで、私たちの生活と未来を考える。

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