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ビジネスパーソンのための健康ラボ

健康ブームの背景にある、西洋医学の限界

【第1回】

 『みのもんた症候群』をご存知だろうか。日本テレビ系の健康番組「おもいッきりイイ!!テレビ」の司会者、みのもんたさんが健康法や健康によい食品を取りあげるや、その食品がたちどころにスーパーから消え、健康法がブームになるというもの。その症候群にかかっているのは主婦層が多い。もちろん、ダイエットとなると若い女性も加わってくる。

 一方男性の場合は20代が女性の話題、30代が上司の悪口、40代が仕事の話、50代以降は健康の話になると指摘されている。

 健康を気にする人が多いから健康番組、雑誌の特集記事が多いのか、それとも健康をネタにした番組が多いから、より健康を気にするのか。タマゴとニワトリの関係にも思えるけれど、とにかく、病院には患者があふれ、サプリメントはばか売れし、健康産業は花盛りだ。

 それも「がんが治る」などとうたっていたかつてのサプリメントではなく、予防医学、未病医学の範囲に入る補完的な意味で冷静かつ効果的にサプリメントを摂取する時代である。その背景には西洋医学の限界を人々が理解している点が挙げられる。また、「がん告知」「インフォームド・コンセント(説明と同意)」「QOL(生活の質)」「セカンド・オピニオン」などがごく一般的に医療で行われるようになったのも、医療を直視し、患者の権利を正当に訴える“普通の患者”“普通の人”が増えてきたからだ。

 もちろん、急速な高齢化社会によって生活習慣病が増加していることも原因として大きい。高血圧患者約3000万人、糖尿病患者・予備軍は約1600万人。死亡者の原因疾患はがん、虚血性心疾患、脳卒中で約60万人と、日本人の3人に2人がこれらの生活習慣病で亡くなっている。

 西洋医学以外の医学・医療のすべてを包括する代替医療で科学的根拠が十分に得られると、西洋医学と共に統合医療として発展する。不老長寿をめざすアンチエイジング、また、遺伝的な面からも予防をと考える遺伝外来も始まり、さらに健康のジャンルは広がるばかりである。
(松井宏夫)

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