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できるビジネスパーソンはみんな営業で成長した 間杉俊彦

業界研究セミナー出席者の95%が「営業は嫌だ!」
それじゃあ一体、みんなはどんな仕事がやりたいの?

間杉俊彦 [ダイヤモンド社 人材開発編集部副部長]
【第2回】 2013年12月26日
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営業への拒否感に
私が感じたいくつかのこと

 12月に入って、私はいくつかの就活セミナーで大学生に話をする機会がありました。

 そのうちのひとつはダイヤモンド社が、就活サイト「ダイヤモンド就活ナビ」を運営する関連会社のダイヤモンド・ビッグ&リード社と共催する「業界研究セミナー」でした。

 今年で8年目、のべ12回実施しているこのセミナーで、私は毎年、オープニングとエンディングの短い講演をしています(その動画は、こちらから見られます)。

 今年は「クリエイティブ業界」「ホスピタリティ業界」の2つを実施。

 セミナーのメインアクトは各業界を代表する企業の人事担当者によるプレゼンテーションで、前者ではサンリオ、DeNA、東宝、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ、フジテレジョンの5業界5社。後者は大和ハウス工業、JTB、日本航空、JR東日本、ワタベウェディング、星野リゾート・マネジメントという6業界6社の人事の方にお話しいただきました。

 来場してくれた大学生は計1100人強。例年以上に盛況でした。

 2日目のホスピタリティ業界のエンディング講演中、私は、ふと思いついて、こんな質問を来場者に投げかけました。

 「この中で、営業をやりたいと思う人は手を挙げてください」

 さあ、みなさん。いったい何人ぐらいが手を挙げたと思いますか?

 ちなみに、その時、時刻は6時半。目当ての企業のプレゼンテーションが終わって、帰った学生もいますから、おおよそ400人強が会場にいました(壇上からの目測です。以下同じ)。

 全体におずおずという感じで、手を挙げたのは、大体5%ぐらい。数で言えば20人ぐらいでした(おずおずと、というのも私の主観です)。

 そうなると、次の質問への答えはおのずと明らかです。

 「では、営業はできたらやりたくない人は?」

 前の質問とは違い、勢い良く手が挙がりました。

 会場の95%。おおよそ380人(繰り返しますが、目測です。勢いよく、というのも私の主観ですが、これは間違いなく、そうだと言い切れます)。

 いささか驚きました。

 唖然とした、と言っていいかもしれない。営業という仕事は人気がないだろう、とは予想していましたが、まさか、これほどとは思いませんでした。

 まさか、これほどとは、と感じたことには、いくつか理由があります。

 以下に、そのことを続けます。

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間杉俊彦 [ダイヤモンド社 人材開発編集部副部長]

1961年、東京都生まれ。1986年 、早稲田大学第一文学部文芸専修卒業、ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部に配属され、以後、記者として流通、家電、化学・医薬品、運輸サービスなどの各業界を担当。2000年 週刊ダイヤモンド副編集長。2006年 人材開発編集部副部長。著書に『だから若手が辞めていく』(ダイヤモンド社刊)

 


できるビジネスパーソンはみんな営業で成長した 間杉俊彦

就職活動が始まると同時に、多くの学生が業界・企業研究を始めます。ですが、そこで考えてほしいことがあります。業界とは「事業の種類」を示しますが、もうひとつ、「職種」というものがあるということです。本連載では、さまざまな職種がある中で、営業という職種について解説したいと思います。

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