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12月30日 11時34分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):マルハニチロHD、日本板硝子、直近IPO銘柄など

マルハニチロHD<1334>:184円(前日比-4円)
続落。グループ会社のアクリフーズが生産した冷凍食品の一部から、本来含まれてい
ないはずの農薬が検出されたと発表、商品約630万パックの自主回収を開始したと伝
わっている。毒性は低いものの、食べると下痢や吐き気などの症状が出ることもある
ようだ。信頼性の低下から、短期的に需要のシフトなどが余儀なくされるとの懸念が
先行へ。

日本板硝子<5202>:141円(同+10円)
急反発。大和では投資判断を新規に「2」格付け、目標株価は160円としている。想定
を上回る規模でのリストラ効果の発現、欧州板ガラス市場のボトムアウトなどから、
業績の回復感が強いとの評価。全社ベースの利益水準も四半期を追うごとに改善して
いる印象としている。為替の一段の円安進行なども支援材料に。

大豊建設<1822>:480円(同+67円)
連日の急伸で年初来高値を更新。公募・売出株の受渡期日となった25日から株価は上
昇ピッチを早める展開。需給の最悪期通過による今後の需給改善期待などが優勢とな
っているようだ。高値更新で売り方の買い戻しなども急がれる状況に。また、熊谷組
<1861>なども強い動きが継続、低位建設株には来年への期待も高いもようだ。


日本製紙<3863>:1966円(同-110円)
大幅続落。4-12月期の営業利益は前年同期比3%減の170億円程度になったもようとの
観測報道が伝わっている。円安に伴う原燃料価格の上昇などが響くもよう。上半期は
104億円で同30%の大幅増益となっていただけに、10-12月期の利益減少にはネガティ
ブなインパクトも。なお、通期予想の300億円、前期比64%増益は、値上げ効果のフ
ル寄与などを見込んで据え置くようだ。

マツモトキヨシ<3088>:3660円(同+220円)
4日続伸で年初来高値を更新。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上
げ、目標株価も3000円から4200円に引き上げている。収益性改善の定着、全国区での
知名度の高さを背景とした「マツキヨ」ブランド再評価などが格上げの要因と。相対
的に見劣りしていたトップラインの伸びも出店の増加で解消の方向へ、また、外国人
観光客の増加の恩恵も享受できているとの見方。

中央電気工業<5566>:353円(同+26円)
急伸。日本電工<5563>が株式交換で完全子会社化すると先週末に発表、買い材料視さ
れる格好となっている。株式交換比率は1:1.15、先週末の日本電工の終値298円を基
準とすれば、理論価格は343円程度になるが、日本電工も買いが優勢となっており、
鞘寄せに伴って一段の上昇となる格好に。シナジー効果やスケールメリットなどへの
期待から、経営統合の動き自体を評価する流れになっているようだ。

USEN<4842>:409円(同+31円)
年初来高値更新。「JPX日経インデックス400」構成銘柄の一角として物色が向か
っているようだ。先週末はセリア<2782>やVTHD<7593>が年初来高値を更新するな
ど、指数構成銘柄には来年以降の資金流入期待が高まる格好に。本日は同社のほか、
ジーテクト<5970>やニューフレア<6256>などに見直しの動きが強まっている。


UMN<4585>:ストップ安売り気配
ストップ安売り気配。今期の売上高見通しを20.0億円から9300万円へ、営業損益見通
しを19.0億円の赤字から46.1億円の赤字へと大幅に下方修正したことが嫌気されてい
る。組換えインフルエンザHAワクチンのアジア地域でのライセンス供与による提携
契約、他パイプラインに関する提携契約が今期中に完了しないことなどが減収要因
に。

PBITS<3831>:1623円(同-55円)
売り優勢。今期の営業利益見通しを7.0億円から5.5億円へと下方修正したことが嫌気
されている。情報資産プラットフォーム事業において、主力サービスである「スパイ
ラル」の売上高は堅調に増加している一方、新規事業については商品力の強化に想定
以上の時間を要したため、売上高に貢献する時期が当初計画より遅れる見込みと。な
お、期末の配当予想を1株当たり17円から13円へと引き下げへ。

メディアドゥ<3678>:14670円(同+2570円)
大幅続伸。直近IPO銘柄に見直しの動きが強まる中で、同社についても出遅れ修正
の動きが波及しているようだ。また、LINEが2014年夏をメドに上場する方向で調
整していると伝わる中で、来年もLINE関連への物色が見込まれることから、LI
NE関連と位置付けられる同社には関心が高まりやすい状況にも。

ホットリンク<3680>:23430円(同+4000円)
ストップ高。ビッグデータ関連のテーマ性が材料視され、短期資金を巻き込みながら
の上値追いとなっている。膨大な情報を分析して人の行動などを精緻に把握しようと
いう動きが、教育や医療などの実生活に広がり始めたとの特集記事が掲載され、あら
ためてビッグデータ関連として関心が高まる格好に。なお、同社のほか、HMT
<6090>やブイキューブ<3681>など、直近IPO銘柄への物色も続いている。


(フィスコ)


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