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いま、マンションは買い時か?

業界常識を覆すウェブサービス登場
2014年は中古マンション市場に大改革が起こる!

吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]
【第8回】 2014年1月14日
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 新年になり、まもなく2週間が過ぎようとしている。

 不動産業界は、昨年9月末まで契約し、今年3月末引き渡し分の消費税駆け込み需要は落ち着いたものの、依然として市場は過熱状態だ。この傾向は今年中続くことは間違いないと筆者は見ている。昨年以上に不動産の話題が尽きない1年になるだろう。

 なかでも私が最も注目しているのは中古マンション市場だ。なぜなら、中古マンション売買において長年の問題と言われてきた、仲介業者と売買希望者の「情報の非対称性」が、解消される方向にあるからだ。

業界の常識を覆す
注目のウェブサービス

 その「情報の非対称生」を解消へ向かわせるウェブサービスを紹介しよう。両サイトとも、中古マンション流通にイノベーションを起こそうとしている。

 1つは、マンションリサーチ社が運営する中古マンションサイト「マンションナビ」だ。情報掲載分譲マンション棟数は10万8000棟を超え、全国の93%を網羅している。このサイトには、日本全国のあらゆる分譲マンションの、現在の売買目安価格が掲載されている。

 2つ目は、大和ハウスグループの大和ホームズオンライン社が運営する中古マンション売買サイト「住まいのバトン」をリニューアルし、2013年12月19日から「中古マンSHOW」をスタートさせた。

 「中古マンSHOW」は首都圏(主に23区やその周辺エリア)に限った物件掲載であるが、売出し物件を第三者(不動産鑑定士、一級建築士)に細かく査定させ、その鑑定価格の書かれた詳細な鑑定書を掲載している。そうすることで、売りたい人も買いたい人も、安心して中古マンション取引が行える市場を形成しようとする試みだ。

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吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]


早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。立教大学博士前期課程修了。船井総合研究所上席コンサルタント・Real Estateビジネスチーム責任者を経て、現在、ディー・サイン不動産研究所所長に就任。不動産関連企業・ハウスメーカー・設備関連メーカーなどを中心にコンサルティングを行う傍ら、不動産エコノミストとしてデータ分析、一般・投資家・企業向けの講演を多数行う。著書に『2020年の住宅・不動産市場』(朝日新聞出版)『「消費マンション」を買う人 「資産マンション」を選べる人』(青春出版社)など9冊。連載はダイヤモンド・オンラインをはじめ、各種媒体に月間6本を担当。オフィシャルサイト&ブログ http://yoshizakiseiji.com/blog/

 


いま、マンションは買い時か?

アベノミクスによる景気浮揚感が漂う日本経済。長らく続いたデフレから脱却し、本格的に景気が回復するかもしれない――。この期待は、人生最大の買い物であるマンション購入に二の足を踏んでいた多くのビジネスパーソンの背中を強烈に押しているようだ。実際、週末にはマンションのモデルルームは盛況なようだ。しかし、いま、マンションは本当に買い時だと言えるのだろうか。各種マクロ指標やマンション業界動向を分析しつつ、冷静に「買い時」なのかどうかを考えていく。

「いま、マンションは買い時か?」

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