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妻を暴行・監禁容疑でヤクルト・バレンティン選手逮捕
王貞治さんを越えたホームラン王は“汚れた英雄”か

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第62回】 2014年1月24日
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 NHKの朝の連続テレビ小説……、は、昼も夜もさらには週末にも再放送をやっているから正しくは“朝昼夜と週末の連続テレビ小説”と呼ぶのがふさわしいような気もするが、現在放映されている朝昼夜そして週末の連続テレビ小説は『ごちそうさん』。

 主演は渡辺謙さんのご息女、杏ちゃん。その夫役を、新人ながら大抜擢の東出昌大くんが演じているが、二人の“熱愛”がスクープされた。このお正月、杏ちゃんは東出くんの実家で過ごしたとされ、なるほど、だから“ごちそうさん”なのだな。

 なんて思っちゃった私です。杏ちゃんと謙さんとの確執がなー、謙さんのご実家は私の郷里の隣町なのに。

 という話は措いといて、都知事選は佐川急便から借りた一億円が理由で総理を辞任し陶芸活動に入ったにもかかわらず返り咲きを図る細川護煕さんが勝つのか、それとも、歴史的使命は終わったと言い放ち党を除名されたくせにその自民党の支援を受けて立候補した舛添要一さんが勝つのか、目が離せないところです。

 自民党が独自に行なった調査では、舛添さんがダブルスコアで細川さんを引き離しているらしい。これに元首相連合はどう立ち向かうのか。

 という話も措いといて、一月八日、読売新聞本社経済部の寺村暁人記者が児童買春で逮捕された。四四歳である。歌舞伎町で一六歳の女子高生に三万五〇〇〇円を払い、わいせつ行為に及んだ廉での逮捕だった。

 何やっとんじゃ、こいつは。

 繁華街をうろついていた女子高生を警察が補導し、携帯電話の履歴を調べたところ、インターネットの掲示板で寺村容疑者と接触していたことが判明したのが発覚の発端だった。

 寺村容疑者は、新潟支局時代に同僚の女性記者と結婚した後、東京本社を経て中国総局に勤務したが、現地の女性と仲よくなりすぎてしまい、子どもまでつくってしまったらしい。それが理由で同僚記者と離婚。子どもを身ごもった中国人女性と再婚した。

 再び東京本社に戻ったが、昨年九月、西部本社への出向が決まった。女子高生とホテルに行ったのは、彼の送別会を終えた夜のことだった。入籍はしたものの中国人妻との仲はいまひとつで、容疑者は妻子と別居中だった。

 奥さんがいながら赴任先では現地女性と懇ろになって離婚し、その再婚相手とも別居すれば買春行為に走る……、何といふわかりやすい男なのだこいつは。

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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三面記事は、社会の出来事を写し出す鏡のような空間であり、いつ私たちに起きてもおかしくはない事件、問題が取り上げられる。煩瑣なトピックとゴシップで紙面が埋まったことから、かつては格下に扱われていた三面記事も、いまでは社会面と呼ばれ、総合面にはない切り口で綴られるようになった。私たちの日常に近い三面記事を読み解くことで、私たちの生活と未来を考える。

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