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これで絶対後悔しない!35歳からの転職力養成講座

内定を躊躇すれば一気に評価ダウン!
なぜすぐ決断できない人は入社後活躍しないのか

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第14回】 2014年1月27日
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最後に評価を下げる候補者の態度

 採用面接で高く評価してもらい、「ぜひあなたが欲しい」と言ってくれたはずなのに、いざ入社してみるとなんとなく社長や人事からの評価がいま一つと感じる。そんな中途採用者はけっこういるものです。こうしたケースがよく起こるのは、オーナー経営者のいる中小企業やベンチャー企業です。

 その原因の多くは、候補者の決断場面にあります。企業が内定を出した後、候補者がどう入社を決断するか。そこで気持ちよく決断する人は好意的に迎えられ、その会社で成功する確率が非常に高くなります。

 ところが決断場面でウジウジと悩みだし、いつまでも逡巡しているようだと一気に評価がひっくり返ることがあるのです。ときには「もうあの人はいらない!」と私たちに言ってくることもあります。

 「あの程度の気持ちなら、別に来てくれなくても……」

 「そんなにうちが気に入らなければ、もう採らなくていいよ!」

 企業のトップがそう言い出し、我々がなんとかなだめたことはたくさんあります。あまり転職希望者には意識されていませんが、やはり一事が万事なので決断の場面は評価に大きく反映されます。オーナー経営者だけではなく、ベテランの人事担当者も決断場面はよく見ています。

 もちろん候補者が他の会社にも応募しており、それとなく「他に第一志望の会社がある」「御社は第二志望」と伝えているような場合は決断を迷っても問題ありません。しかし、「御社が第一希望です」「ぜひ入社したい」と面接で話していたのに気持ちよく決断しない人は当然、評価が下がるわけです。

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丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


これで絶対後悔しない!35歳からの転職力養成講座

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