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部下の心をつかむ上司力トレーニング
【第12回】 2008年1月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
前川孝雄 [(株)FeelWorks代表取締役/青山学院大学兼任講師]

“成長”を与えてくれる上司に部下はついてくる

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 部下との信頼関係の築き方で重要なことは、部下を“成長”させることです。部下の中でも、とりわけ今の若手が、強い成長願望を持っていることや、それゆえ焦りすぎてしまうので、なるべく成長ステップを小さく刻み、ささいなことの積み重ねで成長している実感を与えてあげるのが上司の役割であることは、既に記したとおりです。

 部下のほうもまた、上司に「自分を成長させてくれる」ことを望み、そういう上司を信頼する傾向が強いのです。

部下の理想は
「自分を成長させてくれる」上司

 リクナビCAFEが実施した「上司に関するアンケート」で、入社3年目までの若手社員に「自分にとって理想の上司とは?」と聞いたところ、「自分を成長させ、導いてくれる」が42.7%と圧倒的多数で1位。2位の「仕事ができ、高いプロ意識が感じられる」の27.8%、3位の「リーダーシップがあり、組織を引っ張っていく」の21.7%を大きく引き離す結果となりました。(下の表を参照)

自分にとって理想の上司とはどんな上司ですか?

 ただし、繰り返しになりますが、この成長は、若手本人の内面的なものではなく、「大型契約を取った」など、他者から見える成果の意味合いのほうが濃いのです。

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前川孝雄 [(株)FeelWorks代表取締役/青山学院大学兼任講師]

株式会社FeelWorks代表取締役、青山学院大学兼任講師。
1966年兵庫県明石市生まれ。大阪府立大学経済学部、早稲田大学ビジネススクール・マーケティング専攻卒業。株式会社リクルートで「リクナビ」「ケイコとマナブ」等の編集長を歴任後、多様な働く人の価値観に精通した知見を活かし、2008年に株式会社FeelWorks設立。コミュニケーション循環を良くすることで温かい絆を育み組織の体質を変えていく「コミュニケーション・サイクル理論」(CC理論)を構築。「絆」と「希望」作りによる人材育成というユニークなコンセプトで話題を集め、『上司力研修』『キャリアコンパス』『Feelリーダーシップ』など独自プログラム、人間味溢れる講師育成にも力を注ぎ、多くの企業で好評を博している。
その親しみやすい人柄にファンも多く、人を育て組織を活かす「上司力」提唱の第一人者として自ら年間100本超のセミナーもこなす傍ら、テレビコメンテーター、コラム連載などでも活躍中。現場視点のダイバーシティマネジメント、リーダーシップ開発、キャリア論に定評がある。
主な著書に『若手社員が化ける会議のしかけ』(青春出版社)、『女性社員のトリセツ』『上司力トレーニング』 (共にダイヤモンド社)、『勉強会に1万円払うなら、上司と3回飲みなさい』(光文社)、『はじめての上司道』(アニモ出版)、『頭痛のタネは新入社員』(新潮社)、『組織「再起動」プログラム』(ビジネス社)など多数。2011年度から青山学院大学で「キャリアデザイン特別講座」の教鞭もとる。

ブログ 「前川孝雄の“はたらく論”」 http://ameblo.jp/feelworks-maekawa/
ツイッターアカウント @feelworks

 


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