フィリピン 2014年2月12日

マニラではコンドミニアム・プロジェクトが目白押し

フィリピン在住17年。元・フィリピン退職庁(PRA)ジャパンデスクで、現在は「退職者の ためのなんでも相談所」を運営する志賀さんのマニラレポート。2011年にすでに始まっていたマニラの建設ラッシュ。それから3年、不動産バブルはますます加速度化していた。

2011年、すでにマニラに建設ラッシュが始まっていた

 マニラでコンドミニアムの建設ラッシュが起きているという記事を2011年1月にブログに書いた。マニラ中心部のマカティだけでも数えられるだけで20件、計画中のものまで入れれば30件、マニラ全体では100件を下らないという異常な状況になっていたからだ。つくるからには売れる見込みがあるわけで、この旺盛な需要はいったいどこから来るのかというのが私の疑問だった。

「2009年9月にマニラの北マリキナが大規模な洪水に襲われ、それに懲りて冠水の心配のない高層のコンドミニアムに需要が集中している」と解説されていたが、それだけではこの状況の説明はつかない。海外出稼ぎフィリピーノ(OFW)が買っているというが、それにも限度があるだろう。

高層化から取り残された感のあったパサイロード付近は高層コンドミニアムの建設ラッシュ。写真に写っている高層ビルのすべてが建設中のコンドミニアムだ【撮影/志賀和民(2011年1月撮影)】
スカイウエイから眺めたマカティ市。ここ十数年の間に見違えるように高層化したが、右側にとりわけ目だっているのがアヤラが開発した最高級コンドミニアム、ザ・レジデンス・グリーンベルトだ【撮影/志賀和民(2011年1月撮影)】
マカティの北の新興都市、ボニファシオ・グローバルシティは、国軍の基地が民間に払い下げられ、ここ10年でできあがった近代都市だ。右の写真はボニファシオの中心街。マーケットの前がアヤラが開発中のコンドミニアム群のセレンデラで、数十棟のコンドミニアムが建ち並ぶ。高層化から取り残された感のあったパサイロード付近の高層コンドミニアムの建設ラッシュ。写真に写っている高層ビルのすべてが建設中のコンドミニアムだ【撮影/志賀和民(2011年1月撮影)】

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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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