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STAY GOLD! リーゼントマネジャー岡田兵吾の「シンガポール浪花節日記」

【新連載】
タクシーは助手席に座れ!
日本人が知らないシンガポール「浪花節」事情

岡田兵吾 [マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー]
【第1回】 2014年2月12日
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リーゼントにこだわりと誇りを持つ男

ベイサンズをバックに、キメポーズをとる息子と僕

 僕がシンガポールに移住したのは、いまから11年前のこと。アジア一帯がSARS(重症急性呼吸器症候群)被害にあえいでいた翌年である。現在の仕事は、シンガポールにあるマイクロソフト「アジアパシフィックオペレーションセンター」にて、アジア域内のライセンス推進を担当。いわゆる日本からの駐在員としてではなく、現地採用スタッフとして、ローカル外国人と同じ土壌で働いている。僕と同様、ローカルスクールに通う6歳の娘と3歳の息子をこよなく愛する父親でもある。

 髪型は、見てのとおりの「リーゼント」。もう18年にもなるだろうか。“就活”以来の長い付き合いだ。大学卒業後、日本の会社で働いていたときには、毎日のように「いますぐ髪型を変えるように」と言われたものだ。しかし、自慢のリーゼントだけは頑なに貫いてきた。日本はもちろん、いまや世界でも珍しがられるリーゼント。アメリカでは「エルビス」と呼ばれるこの髪型に、私はこだわりと誇りを持ち続けている。髪が存在するかぎり、たとえ生ける化石と言われようとも、これからもリーゼントをやめることはないだろう。そんなわけでいつしか僕は、周囲から「リーゼントマネジャー」と呼ばれるようになっていた。

 座右の銘は「Stay Gold!」。「いつまでも輝いていて!」という意味だ。この言葉に支えられて、私はこれまでの人生を歩んできたと言っても過言ではない。だからこそ、メールの末尾にはこの「Stay Gold!」を添えることを忘れない。それはこの言葉に出会った13歳から現在まで続いている。

僕がシンガポールにたどり着くまで

 アジアのグローバルシティとして大きな変化を遂げたシンガポール。数年前、スマップが話題のスポット「マリーナベイサンズ」に登場するソフトバンクのCMで、日本でも一躍注目を集めた。近年では、ビジネスチャンスを求めてやってくる、若き日本人起業家も多い。

 そんなシンガポールのイメージもあってか、日本に帰国すると、僕のことを「世界の第一線で活躍するグローバルエリート」だと言う人がときどきいる。しかし、それは大きな誤解だ。なぜなら僕の人生は挫折の連続。常に第1志望(ファーストチョイス)は叶わず、つねに第2志望(セカンドチョイス)を選んでばかりだ。そうした挫折のなかで、偶然たどり着いたのがシンガポール。自分らしい生き方を見つけようと、必死にもがいてきただけなのだ。僕の挫折の歴史をご紹介しよう。

◎挫折その①――国際ジャーナリストの夢破れる

 まずは大学時代。映画とハードボイルドを愛するロン毛青年だった。物心ついたときから小田実、立花隆、落合信彦に憧れ、夢は国際ジャーナリストになること。そのための知見を広めるため、休みのたびにバックパッカーとして世界各国を放浪した。それが高じて、1年間アメリカ留学も経験。日本では工学部だったが、アメリカで国際関係学と宗教学のダブルメジャーを専攻した。

左は学生時代のハードボイルドな僕。そして右は現在の僕(ただし、オフィス仕様)
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岡田兵吾 [マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー]

大阪生まれ。同志社大学工学部卒業後、アクセンチュア(日本/アメリカ)、デロイトコンサルティング(シンガポール)、マイクロソフト(シンガポール)で19年間、業務・ITコンサルタントとして活躍。シンガポール移住11年、永住権を保持し、近年はアジア全域の新事業開発、業務改善、組織改革に従事。 人生の目標は「ソーシャル・チェンジ」(社会変革)、座右の銘は「Stay Gold!」。グローバルビジネス経験を活かして日本およびアジアの顕在化した社会問題を解決し、多くの人々が希望をもてる社会の実現を目指している。

☆ブログ: シンガポールではたらくリーゼントマネージャー岡田兵吾のStay Gold!
☆Facebook: Hyogo Okada(岡田兵吾)
☆Twitter: phoenix_hugo(リーゼントマネージャー岡田兵吾)


STAY GOLD! リーゼントマネジャー岡田兵吾の「シンガポール浪花節日記」

アジアのグローバルシティとして大きな変化を遂げたシンガポール。しかし意外にも、あらゆるところに「浪花節文化」が存在していることを、あなたはご存じだろうか? そこで当連載では、日本人の固定概念を覆すシンガポールのリアルな姿を、家族とともに現地コミュニティに根を張って暮らしている筆者ならではの視点で紹介する。

「STAY GOLD! リーゼントマネジャー岡田兵吾の「シンガポール浪花節日記」」

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