落ち込みから、すぐに回復する方法を
見つけておこう

 どれだけ早く、回復できるかが鍵だ。
「自分は落ち込んだとき、何をすると元気になれるのか」
 何度でも実行できる、再現性のある身近な行動を探しておこう。

 お気に入りの本を読む、音楽を聞く、彼女や彼氏と過ごす、携帯ゲームに没頭、海の見えるカフェでサンセットを見る、カラオケで熱唱、友人と時間を決めて愚痴り合う、バイク、ドライブ、どんなことでも良い。

 にっちもさっちもいかないとき、きみはどこにいって、どう回復するのか。
 明日の面接に向けて、どうやって自分のコンディションを戻すのか。

 落ち込むのは誰でもする。
 大切なのは「落ち込んでいる時間」をなるべく短くできる方法を知っていることだ。

「そんなこと、重要じゃない」と思う人もいるかもしれない。
 しかし、気持ちの切り替えの早さと、内定の出やすさには相関関係がある
 今まで2000人以上を指導してきて、確信していることだ。心に留めていて欲しい。

 可能な限り、内面のコンディションを整えること。
 イキイキとした状態で面接の日を迎えるのだ。

 外見と内面ともに、最高に魅力的な状態の自分を面接官の元に届けること。
 それが、きみのもっとも大切な仕事だ。

何を言うか。
そしてどんな人が言っているのか

 伝える内容やロジックと同じか、それ以上に大切なことをお伝えした。

「外見を整えること、自分を演出すること」
「内面からわきでる自信や信念が絶やさぬように心を整えておくこと」

 その両者が揃ってこそ、きみが語るコトバに魂が宿る。
 何を言うかも大事だが、どんな人が言っているかも本当に大切だ。

 僕が伝えたアイデアの中で「確かに」と納得できるものがあればぜひ実行に移してみてくれ。
 最後は、こういった細かいところで勝負がつく。

 さあ、いよいよ本番です。
 キミが生きてきた人生を、自己PRや志望動機にすべて込めて面接官にぶつけてこよう。
 しっかりと考え抜かれたコトバであれば、きっと相手に伝わる。

 そんなときに、ちょっとキミの背中を押してくれるもの。
 それが、シワの一つないスーツ、勝負の日のために準備したシャツ、気合いの入るネクタイ、磨かれて光った靴だったりする。キミが語る、魅力的なキミを、外見からも証明しよう。

 ここまで読んでくれたきみならきっと大丈夫。

 自分らしくノビノビと頑張ってきて下さい。
 心から応援しています!!