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消費税増税2014徹底攻略!

ディスカウントストアに空前のチャンス到来か?
消費税増税で気炎を上げるドン・キホーテの集客戦略

(ビジネス編第9回)

ダイヤモンド・オンライン編集部
【第16回】 2014年3月5日
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贅沢品の支出は抑える
富裕層も価格志向になる

 「空前のビジネスチャンスだ」

 ディスカウント業界最大手のドンキホーテホールディングス、高橋光夫・専務取締役兼CFOは、自信満々に話す。同社は消費税増税を前にした今、もっとも鼻息が荒いと言っていいだろう。

 「リーマンショックや東日本大震災など、社会を揺るがす大きな事件が起きると、弊社の店舗への客数は劇的に増える。これまでの客数を分析すると、はっきりとその傾向が出ている。今回の消費税増税後もそうなるだろう」(高橋専務)

 背景にあるのは、消費者の節約意識の急激な高まりだ。消費者は不要不急の支出は抑えるようになる。特に贅沢品の支出は激減する。代わりに、生活必需品に対する価格志向が高まるという。

 これまで生活必需品に関しては、それほど価格を意識していなかった富裕層が、1円でも安い商品を求めて、ドン・キホーテなどのようなディスカウントストアに流れてくるというのだ。

 「中小のスーパーや雑貨店、GMS(ゼネラル・マーチャンダイジング・ストア、一般的にイトーヨーカ堂やイオン、ユニーなどを指す)などで普段の買い物をしていたお客さまが、価格の安い当社の店舗に流れてくるのではないか」(高橋専務)

 増税で富裕層もそうでない層も、消費者は等しく「少しでも安く買おう」という意識が高まる。低価格を売りにするディスカウント業態は、この状況こそ大きなビジネスチャンスだということだ。

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2014年年4月から、消費税率が5%から8%に引き上げられる。さらに1年半後には10%にまでの引き上げも待っている。前回の1997年の引き上げ以来、17年ぶりの消費税増税だけに、どのような影響が出るか、どんな準備をしたらいいのか迷うことも多い。景気にはどのような影響が出るのか、ビジネス上ではどんな準備をすればよいのか、個人の生活はどう守ればいいのか。「マクロ景気」「ビジネス」「個人生活」の3つの視点で、消費税増税を乗り切る「術」を考える。

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