英語が話せるようになりたいなら、準備は欠かせません。

 ・「言いたいこと」を英語に訳して暗記する
 ・「言えなかったこと」を英語に訳して暗記する

 こうした準備をして、本番にのぞみます。

  拙書『英語は日本語で学べ! 留学なしで話せるようになった私の“現実的な”学習法』では、その他、さまざまな「準備」の仕方を紹介しています。

 連載1回目で紹介したAさんのように、英語で適当な相槌をうって満足していたり、ワンパターンな受け答えに慣れてしまうと、英語をしゃべっていると錯覚してしまいます。
 でも、実際には、本当に言いたいことは言えていないし、「“言えなかったこと”すらない」という状態です。

 みなさんは、Aさんのようにならないよう、日本語でいいので、きちんと考えてから話し、間違えたら次に備えて準備することを心がけてほしいと思います。

(この連載は今日で終了です。ご愛読、ありがとうございました)


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目次

●はじめに わたしが、英語が苦手になったわけ
●第1章  「英語脳」への夢は今すぐ捨てなさい
(コラム1 とにかくたくさん聞けば、英語はできるようになるのか?)
●第2章  「英単語」を覚えたいなら、わざと忘れなさい
(コラム2 海外メディアは英語力アップの邪魔になる!?)
●第3章  「スピーキング」力のある人がやっていること
●第4章  「発音」は日本語との違いに注目!
(コラム3 発音の仕組みを知ろう!)
●第5章  「文法」は規則でなく“理屈”で学べ!
●第6章  「速読&速聴」は“日本語力”を使いなさい
●おわりに