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3月11日 16時18分
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フィスコ

太平洋セメント、Vテク、日立ハイテクなど

<5233>  太平洋セメント  380  +17
買い先行。来期の米国事業が6年ぶりに黒字化する見通しとの観測報道が伝わってい
る。住宅着工の回復に伴うセメント需要の増加、値上がりの浸透などが背景となって
いる。相対的に海外事業のウェイトが高く、米国事業の収益回復による全体業績への
プラスインパクトは大きいとの見方。また、中長期的な国内市場の先行き懸念が残っ
ていることも、海外事業の回復が評価されやすい背景に。
<3657>  ポールトゥウィン  1584  -179
実質下落率トップ。前日に発表した決算が嫌気材料視される。前1月期営業利益は
21.4億円で前期比16.8%増益、第3四半期に上方修正した数値での着地となった。一
方、今期は21.8億円で同1.8%増益にとどまる見通し。四季報予想では26億円の水準
であったため、想定以上の収益伸び悩みと捉えられる状況に。株価水準の割安感も乏
しく、成長鈍化懸念の台頭はストレートにマイナス視される格好へ。

<4651>  サニックス  1139  -107
急落。前日に2月の月次動向を発表している。2月売上高は前年同月比58.2%増、15ヶ
月連続の2ケタ成長と拡大が続いているものの、足元では上昇ピッチが早まっていた
こともあり、短期的な材料出尽くし感と受け止められる状況にもなっているようだ。
なお、2月の増収率は、今3月期に入って、9月の57.8%増に続く低水準の伸びにはな
っている。

<5609>  日本鋳造  213  +50
ストップ高比例配分。「熱膨張ゼロの合金材料」の実用化に成功と発表している。材
料の熱変形に起因する精度誤差を解消することができ、半導体デバイスや液晶製造な
ど多くの分野において、実用化が待ち望まれていたものであるもよう。今後の業績へ
の寄与を期待する動きが優勢になっている。

<6380>  オリエンタルチエン工業  176  +50
ストップ高。炭素繊維強化プラスチックを使った製品を3年後メドに実用化すると伝
わっている。高い強度とともに軽量化を求められる部分での需要を見込み、医療機器
の駆動部などの採用を目指すとしている。ユーザーの裾野の広がりなどを背景に、今
後の業績拡大につながっていくとの期待感が先行へ。

<9477>  KADOKAWA  3705  +330
買い優勢。シティでは投資判断を「3」から「1」に、一気に2段階格上げしてい
る。目標株価も3200円から4500円にまで引き上げ。足元で電子書籍売上の拡大が顕
著、同事業の本格拡大フェーズ入りを評価しているもよう。電子コミック事業「コミ
ックウォーカー」に加えて、来期には、人気コンテンツ「艦隊これくしょん」のアニ
メ化などによる関連商品の売上増も期待できると。

<7709>  クボテック  328  +80
ストップ高。鉄道総合技術研究所と古河電工<5801>では、大型フライホイール用の高
温超電導マグネットの開発に世界で初めて成功したと発表している。メガソーラー等
との連携により、効率的な電力エネルギーの貯蔵が可能にもなるもよう。この開発
は、「安全・低コスト大規模蓄電システム技術開発」プロジェクトの中で実施してい
るものだが、ここには同社も共同開発先として名前を連ねているようだ。電池関連銘
柄の人気が高まっている状況下、短期資金の関心が向かう状況へ。

<7717>  Vテク  304500  +17500
上げ目立つ。みずほ証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を38万円から40万
円に引き上げている。昨年10月に事業譲受のTFTリペア装置事業が上振れ要因とな
って、業績は会社計画を上回る着地になるとみている。また、来期はAEGISやC
F、TFT検査装置・修正装置の売上高拡大で業績は大きく好転するとも予想してい
る。

<8036>  日立ハイテク  2595  +109
買い優勢。JPモルガン(JPM)では半導体製造装置セクターのレポートをリリー
ス。取材の結果、上振れ期待や来年度のガイダンスも含めて、同社が最も好印象と位
置づけている。電子デバイスセグメントや科学・医用システムセグメントが総じて堅
調であるほか、ファインテックシステムも想定外に計画通り推移のもようと。なお、
同社に続く選好順位としては、ディスコ<6146>、アルバック<6728>、東京精密
<7729>、スクリーン<7735>としている。

<4924>  シーラボ  3220  +75
しっかり。前日に上半期の決算を発表、営業利益は36.9億円で前年同期比3.5%減、
従来予想の41億円を下回った。ただ、業績下振れ着地は想定線、目先的なアク抜け材
料にもつながっている。8-10月期営業利益は前年同期比16.7%減であったが、11-1月
期は同4.1%増と増益に転じている。三菱UFJでは投資判断「アウトパフォーム」
を継続、売り上げ下げ止まりの見方を継続として、14日の説明会に向けて下値は限定
的と捉えているようだ。

<5401>  新日鉄  291  -4
売り優勢。海運セクターと並んで、鉄鋼セクターの軟調な動きが目立っている。中国
の2月輸出の大幅な減少などがきっかけとなり中国関連セクターとしてネガティブな
見方が強まっているようだ。海外市場でも、ドイツの鉄鋼大手ティッセンクルップが
3%の株価下落と下げが目立っている。 

(フィスコ)


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