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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

名物はトンビ豆腐とレバカツ! サワー発祥のお店はここ ばん(祐天寺)

浜田信郎
【第52回】 2009年12月4日
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 東急東横線・祐天寺駅から徒歩6分。もつやき「ばん」にやってきました。

 昭和33(1958)年創業の初代「ばん」が、中目黒駅周辺の大規模な再開発に伴って、惜しまれながらも閉店したのが2004年末のこと。その翌年、創業店主の弟・小杉潔さんが、中目黒時代の仲間と共に、ここ祐天寺に新たな「ばん」を再開したのでした。

 炭酸で割った焼酎を、はじめて「サワー」と呼んだのがこのお店。

 レモンサワーを注文すると、まずは氷入りのジョッキに半分近くまで入った焼酎と、それとは別に瓶入りの炭酸が出されます。ここまでが、普通のサワーで300円(税別、以下同じ)。さらに半分にカットされたレモン1個(100円)が出されて、自分でレモンサワーを作ります。

 おすすめは、半個分だけのレモンを搾ってジョッキに入れ、炭酸も瓶の半分だけを使う作り方。

 2杯目に、中身(250円)という、焼酎と氷のお代わりをもらい、残しておいたレモンと炭酸を入れれば、合計650円で2杯のレモンサワーがいただけます。

 料理のほうは、サービスで出される定番のお通し、ぬか漬け(大根、キュウリ、ニンジンの盛り合わせ)から始まります。さらに毎週火曜日には、ゆで卵もサービスされるというんだから、うれしいではありませんか。

 そしてこの店で、忘れてはならない名物料理がトンビ豆腐(350円)とレバカツ(130円)です。

 トンビ豆腐は、とろとろになるまで煮込んだ豚の尻尾。一緒に煮込まれた絹ごし豆腐を、激辛スープと一緒にレンゲですくい、ツルリ、ハフハフといただきます。

 レバカツは薄く延ばした1枚のレバーに串を打ち、衣をつけて揚げたもの。ウスターソースが実によく効いていて、レバーのおいしさをうまく引き出してくれます。

 看板メニューのもつ焼き(1本100円)は、新鮮そのもので、ボリュームもたっぷり。今日は、オッパイ(豚の乳房)、ナンヤワ(軟骨の軟らかい部分)、ワッパ(膣)という、他の店ではあまり見かけない部位をそれぞれ1本ずつ、塩で焼いてもらいます。

 このもつ焼きで、レモンサワーをグイッと飲み干して、1時間半ほどの滞在は、1500円(1430円+外税)でした。どうもごちそうさま。

中目黒から移った新店舗。開店早々に満席になることも多い 当店の名物はレバカツ、トンビ豆腐、レモンサワー オッパイ、ワッパ、ナンヤワと珍しい部位も食べられる

【お店情報】
店名: もつやき「ばん」
電話: 090-4706-0650
住所: 目黒区祐天寺2-8-17
営業: 16:00-23:00、日祝休

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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