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不機嫌な職場の治療法

本田宗一郎の教訓に学べ!「ニワトリを殺す職場」から「挑戦を楽しめる職場」へ

高橋克徳 [(株)ジェイフィール代表],河合太介 [(株)道(タオ)代表取締役社長]
【第4回】 2009年3月4日
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  「Change(チェンジ)」――。オバマ大統領が繰り返し唱えたこの言葉は、今やアメリカのみならず、世界サイズのテーマになりました。もちろん、日本においてもです。

 しかし、Changeを起こすためには、その前に必要な行動があります。それは、「Challenge(チャレンジ)」――つまり挑戦です。

  「ChallengeなくしてChangeなし」です。

 となると、変化を必要とする企業にとっては、言うまでもなく「挑戦をモチベートするマネジメントや施策」が極めて重要になります。

 では、ここで皆さんに問いかけをします。

  「あなたの会社やあなたのリーダーは、あなたの挑戦をモチベートしてくれていますか?」「あなた自身は、他人の挑戦をモチベートしていますか?」

 あなたの会社やあなたのリーダー、そしてあなた自身が“変化”を周りに呼びかけているのに、このような質問に対して「ノー」または「どっちつかず」という回答だったら、それはおかしな話なわけです。

 挑戦をモチベートしないで、いったいどうやって変化を起こすのでしょうか。
 
 会社がもしこのような状態だったら、普通の社員は「おかしいだろう」と不満を持ちます。なかには「やっていられない」と思う人も出て来るでしょう。これ一発で、企業には変化どころか“不機嫌な職場”が醸成されて行くのです。

挑戦嫌いな社員を増やすことは
簡単だが、その逆はかくも難しい!

  「うちの社員は挑戦をしようとしない」――こう嘆く人がいます。

 しかし、「挑戦嫌い」「挑戦臆病」な人を作るのは、実はとても簡単なことです。「挑戦による失敗を責めればよい」のです。

 ここで誤解のないように言いたいのですが、失敗には2種類あります。1つは“ミス”という類の失敗です。これは、「うっかり」「不注意」「手抜き」「確認不足」「連絡不足」「勉強不足」「思いやり不足」「慢心」などによる失敗です。

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高橋克徳 [(株)ジェイフィール代表]

野村総合研究所、ワトソンワイアットを経て、ジェイフィールの設立に参加。組織における感情問題の解決や組織活力向上のコンサルティングに全力を注ぐ。多摩大学講師など、多方面で活躍。共著の『不機嫌な職場』(講談社)はベストセラーとなる。
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河合太介 [(株)道(タオ)代表取締役社長]

ワトソンワイアットを経て、「人と組織のマネジメント研究所」(株)道(タオ)を設立。ベストセラーとなった『ニワトリを殺すな』をはじめ、『デビルパワー エンジェルパワー』『育ちのヒント』(共に幻冬舎)など著書多数。慶応丸の内シティーキャンパス客員ファカルティー。


不機嫌な職場の治療法

職場のコミュニケーションが断絶され、社員の対立や生産性の低下に悩む企業が続出しています。この連載では、ベストセラー「不機嫌な職場」の著者陣が、そんな職場の「治療法」をケース別に徹底指南します。

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