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異常な変動が続く世界の株価
平時復帰のシグナルはPER

2008年12月10日
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 相場の今後を占ううえで、ボラティリティ(価格変動率)の動向を無視するわけにはいかない。

 ボラティリティはピーク時には各市場で80%を超え、日経平均株価のインプライド・ボラティリティ(市場参加者の予想変動率。IV)は10月27日に100%を超えた。

 これは簡単にいえば、2週間後の清算日(SQ)に68%の確率で8600円から5600円まで、95%の確率で1万100円から4200円までの範囲で変動すると市場が予想したことになる。ちなみに11月のSQ値は8628円となった。

 2週間で20%も変動するような相場はまさに異常だ。マーケットというよりも賭博場に近い。ファンダメンタルズやテクニカルの指標は意味をなさない。

 図1で各国のヒストリカル・ボラティリティ(過去のデータに基づく変動率。HV)の直近数字と7月以降のピークとボトムとの比較を見てみると、まだHVはほとんど下がっていないに等しい状態であることがわかる。

高水準だが徐々に縮小

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