樋口 白木のカウンターに6席、奥にテーブルが2卓のこぢんまりした京風割烹だ。主人の樋口一人(かずひと)さん(41歳)は日本料理の修業を経て、8年前に店を持った。毎朝、予約の顔触れを考えながら築地に出かけ、午前中から下ごしらえ。お客の箸の進み具合を見計らいながら調理するのが身上だ。

 煮え立つ土鍋で運ばれてきたのは「聖護院ダイコンとさえずりのハリハリ鍋」。クジラの舌のコリコリグニャリとした不思議な食感と、コクのあるスープの深い味わいに引き込まれる。さらに、自家製の「千枚漬けとブリのとも和え」や「カラスミ」、よく煮含めた「海老芋の唐揚げとギンナン」など、いずれも精魂込めた一品だ。

 1万円コース(税・サービス料別)は全7品に、炊き込みご飯か手打ちそば、デザートが付く。

 「何が出てくるか楽しみで、入り口の階段を上がるときからワクワクしてしまいます」と松本さん。

推薦者
松本聡子さん
ハウス食品 関連事業部 ヴィヴラヴィ運営課長

地図 樋口
東京都渋谷区神宮前2-19-12
TEL03-3402-7038
営業時間:18:00~21:00(LO) 日曜・祝日休 12席
お品書き●コース/1万1500円、1万7250円●ビール/575円~●日本酒(1合)/1035円~

(店舗情報は2007年12月時点のものです。)