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“ヤメソニー”が語り継ぐものづくりの魂

【“ヤメソニー”インタビュー第7回(最終回)】
日本発のソフトウェアで世界市場を勝ち抜く!
——服部恭之・コネクティ社長

ダイヤモンド・オンライン編集部
【第7回】 2014年4月25日
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本連載最終回は、大企業向けクラウド型ウェブコンテンツ管理システム「CMS on Demand」を展開するコネクティ社長の服部恭之氏。服部氏はソフトウェアの開発にこだわって起業したというが、ソニー時代は人事部に長く在籍し、ソフトウェア開発に関わっていたわけではなかった。どのような経緯でこの世界に飛び込んだのか。また、ソニー時代のどのような経験がいまに結びついているのか。コネクティの事業展望とともに、ソニー時代のストーリーを伺った。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集部 片田江康男)

大企業向けの市場に参入したのは
大手に勝てるチャンスがあったから

はっとり・やすゆき
1998年神戸大学経済学部卒業後、ソニー入社。人事部配属後、商品企画部、戦略部などの多様な職種を経て、2005年12月にソニー退職。経営者発掘プロジェクトを経てコネクティを創業。
Photo:DOL

――コネクティはCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を開発、販売しているということですが、競合もたくさんいる厳しいマーケットだと思います。服部さんはなぜソニーを退職して、この業界で起業したのでしょうか。

 確かに、CMSを提供する企業はHPやオラクルなどのグローバル企業から、中小の企業までたくさんあります。私たちの会社は、まだ社員は40人で創業して9年の会社ですが、彼らと同じ市場で本気で戦って、シェアを伸ばしていきたいと思っています。

 CMSの市場がどうなっているかと説明しますと、まず、個人向けのウェブコンテンツを更新するサービスと、エンタープライズ向け(法人向け)に大きく2つに分けられます。個人向けのものは無償のものが多いですね。私たちが勝負をかけているのは、大企業向け、いわゆるエンタープライズ向けの領域です。

 大企業がウェブコンテンツを管理する場合、コンテンツは動画やHTMLファイル、写真などの画像、データベースなど多岐にわたります。しかも関わる人も多い。広報部や人事、マーケティング、営業、商品開発等さまざまな部門の人がウェブ更新に関わります。しかもだれがいつ、どのようなコンテンツをどのように更新したか、というログを管理することが普通です。さらに、アクセスの承認、制御も必要になります。

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“ヤメソニー”が語り継ぐものづくりの魂

ソニーを飛び出し事業を興す“ヤメソニー”たち。共通するのはものづくりへのこだわりや、面白いものを作ろうというソニーDNAを体現しようと挑戦している点だ。ソニー本体は、業績は振るわず、業績改善のための構造改革(リストラ)が毎年のように行われている。財務改善のためにかつての「ソニー村」は売却され、いつしかソニーからは、ソニーの魂とも言うべきソニーDNAさえも消えつつある。ヤメソニーたちは、ソニーがそんな状態だからこそ、あえて外に出て、ソニーDNAを抱きながら事業創造に邁進する。そんなヤメソニーたちの奮闘と葛藤を紹介する。

「“ヤメソニー”が語り継ぐものづくりの魂」

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