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今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

【Superfly「Superfly」】
全ては憧れから始まった
日本のロック金字塔

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第84回】 2014年5月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
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 『アラジンと魔法のランプ』を憶えていますか?

 この物語の肝は、魔法のランプに閉じ込められている怪人ジニーはアラジンの命令しか聞かないという点です。何故かといえば、アラジンこそが最初に命令を下した人物だからです。

 何事につけ、最初というのは強力なインパクトを生みます。最初の感動が後の人生の道筋を決めるということがままあります。

 幼少の頃の重い病気を治してくれた医者の姿に感動して、後年医者になったという人も少ないないでしょうし、詐欺にかかって膨大な借金を背負いこんだ家族の窮状を救ってくれた弁護士への憧れから弁護士を目指すということもあるでしょう。

 音楽の世界も同様です。初めて魂の震えを感じさせたアーティストへの思いの強烈さは、決して色褪せることはありません。本物の感動は強烈な憧れになります。一歩でも憧れの存在に近づきたいという思いが募り、人生の大きな原動力になるとこともあります。 

 と、いうわけで、今週の音盤はSuperflyのデビュー盤「Superfly」です(写真)。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。

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