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5月7日 11時34分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、ファーストリテ、日本通信など

ソフトバンク<9984>:7525円(前日比-294円)
伸び悩む。中国のアリババが米でIPO申請と伝わっている。米市場でのIPOとしては過
去最大規模になる可能性ともされており、含み資産の増大を改めて期待する動きも先
行したが、規定路線ではあるため、短期的な出尽くし感と受け止める向きもあるよう
だ。また、前期純利益は5200億円程度になり、NTTドコモ<9437>を初めて上回ったと
されているが、市場コンセンサス通りであり、インパクトは限定的にとどまってい
る。

ファーストリテ<9983>:31365円(同-675円)
売り先行。先週末に4月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比3.3%
増となり、消費増税後の立ち上がりとしては底堅いスタートとなる格好へ。ただ、衣
料品専門店全般的に、増税前の駆け込み需要は限定的にとどまっており、同社に関し
ても、3月は0.6%増にとどまっていた。全体相場の下落に抗えるような材料にはなら
ず。

フォスター電機<6794>:1211円(同-180円)
急落。先週末に発表した決算内容が嫌気されている。前期営業利益は60.2億円で前期
比9%増益、従来計画64億円を下振れ。また、今期は50億円で同17%減益の見通し、
75億円程度の市場コンセンサスを下回り、想定外の減益予想としている。ハイエンド
スマホの成長率鈍化、主要生産拠点での労務費上昇などが響く格好のようだ。


日立化成<4217>:1530円(同+21円)
しっかり。三菱UFJでは投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格
上げ、目標株価も1550円から1800円に引き上げている。グローバルサプライヤーとし
ての地位を確立すべく、海外拠点へ積極的な投資を進めてきたが、今期からはこうし
た投資の回収期に入る可能性が高まってきたと判断しているようだ。大型投資は概ね
一段落、先行投資の果実を享受する期間は数年間続くと指摘へ。

TOA<6809>:1099円(同+85円)
大幅高。先週末に発表の決算では、前期に続いて今期も2ケタの増収増益見通しとし
ている。今期営業利益50億円は四季報予想の45億円なども上回るレベルとなってい
る。順調な好業績を評価する動きに加えて、防犯カメラの特集記事が掲載されている
ことで、関連銘柄の一角に関心が向かっていることなども支援材料につながる。


名村造船所<7014>:907円(同+59円)
急伸。先週末に業績予想、並びに増配を発表している。前期営業利益は180億円から
223億円に上方修正、期末配当金も10円から20円に引き上げへ。既受注船の予想採算
の好転、新規受注船価の改善などが進んだ。EPSは230円レベルまで増大、前期予想基
準でのPER水準の割安感などが一段と強まる状況へ。

JBR<2453>:ストップ安売り気配
ストップ安売り気配。第三者委員会の設置、並びに、第2四半期決算発表の延期を発
表している。連結子会社バイノスの売上計上に懸念を生じさせる事実がある旨の通知
を監査法人から受け、その実態解明に努めているが、現在も調査が継続中のもよう。
詳細は不明ながら、目先の不透明感を警戒視する動きが優勢となっているようだ。


佐藤渡辺<1807>:368円(同+41円)
急伸。前期営業利益を18.2億円から21.6億円へと上方修正したことが好感されてい
る。工事が順調に推移したことで売上高についても、388億円から400億円に上振れ。
また、工事採算性が向上したことなども利益の押し上げ要因に。同社は3月にも今期
の営業利益計画を7.8億円から18.2億円へと上方修正しており、一段の上振れがポジ
ティブサプライズとなっている。

オンキヨー<6628>:129円(同-4円)
反落。前期営業利益を10.0億円から2.8億円へと下方修正したことが嫌気されてい
る。欧米における販売不振のほか、旧製品の在庫処分による販売価格の低下、販売経
費の増大などが背景に。なお、付加価値の高い主力製品の開発や新規カテゴリ製品の
市場投入を推進するなど、マーケティングや営業力の一層の強化に努める方針と。


日特エンジ<6145>:809円(同-82円)
売り優勢。前期の営業利益を13.0億円から7.0億円へと大幅に下方修正したことが嫌
気されている。主力の巻線機事業では、情報通信業界においてスマホなど端末の多機
能化、生産の自動化需要が増加したものの、急速な普及のピークは過ぎ、大量設備投
資は縮小していることが背景。昨年11月にも通期の営業利益計画を29.5億円から13.0
億円へと引き下げており、再度の下方修正にネガティブなインパクトが強まってい
る。

日本通信<9424>:499円(同+42円)
買い先行。ソフトバンク<9984>とKDDI<9433>が、格安スマホ回線の提供を検討してい
ると報じられたことが材料視されている。同社はソフトバンクと交渉を進めており、
早ければ今夏にもソフトバンクの回線を使ったサービスを始めるもよう。これまでは
格安スマホ向けの回線貸し出しはNTTドコモ<9437>だけが手掛けていたが、競合の参
入でサービス向上や通信料の引き下げ効果などに期待感が先行へ。

(フィスコ)


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