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5月8日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、任天堂、サイバーエージェントなど

ソフトバンク<9984>:7181円(前日比-239円)
伸び悩み続落。前日に決算を発表、前期営業利益は1兆854億円で前期比35.8%増益、
従来予想の1兆円を上回り、市場コンセンサス並みの着地となった。一方、今期営業
利益は従来からの予想を据え置き1兆円としている。市場予想の1兆1000億円程度は下
振れているが、今後の上方修正の可能性なども指摘されており、特に悪材料視はされ
ていない。全般的に決算インパクトは乏しいが、アリババのIPO申請に伴って米国で
はネット関連株に換金売り圧力が強まっており、同社にもこうした需給懸念が波及す
る状況のようだ。

任天堂<7974>:10465円(同-205円)
続落。前日に決算を発表、前期の営業損益は464億円の赤字となり、従来予想350億円
の赤字を下回る内容に。一方、今期は400億円の黒字に転換の見通し、市場予想200億
円の黒字を上回る回復予想となっている。「Wii U」用ソフトや「ニンテンドー3DS」
の販売数量下振れ、研究開発費の上振れなどが前期業績下振れの主因。今期業績に関
しては達成のハードルが高いとの見方や、来期以降の持続可能性は低いといった見方
が優勢、今期想定以上の回復見通しに関しては、ポジティブな見方が限定的のよう
だ。

カシオ<6952>:1248円(同+75円)
買い優勢。前日に発表した決算が買い材料視されている。前期営業利益は266億円で
前期比32.5%増益、従来予想の260億円をやや上回る水準での着地となった。一方、
今期は350億円で同31.7%増益、330億円レベルの市場コンセンサスを上回る見通し
に。強いガイダンスに加えて、増配の実施や自社株買いの可能性など株主還元策の強
化、財務体質の改善など評価ポイントは多くなっているようだ。

三井物産<8031>:1514円(同+51円)
買い優勢。前日の取引時間中に決算、並びに中期計画を発表している。株主還元策の
強化方針を評価する声が多いようだ。前期配当金は前の期に比べて16円増配となる59
円としており、今期は中期計画における配当性向の30%引き上げに伴い64円を予定し
ている。これにより、前日終値をベースとした配当利回りは4.4%の水準となる。ま
た、自社株買いの可能性なども示唆されているようだ。

日本製鋼所<5631>:407円(同-28円)
急落で年初来安値を更新。前日に発表の決算内容がネガティブなインパクトを強めさ
せている。前期営業益実績は88.6億円で前期比46.9%減益、従来予想の85億円はやや
上回る着地となった。一方、今期は95億円で同7.2%増益の見通し、130億円レベルの
市場予想を大幅に下回っている。前期の受注実績も市場想定を下回っており、市場コ
ンセンサスは切り下がる状況に。素形材・エネルギー事業の回復が遅れているよう
だ。

サイバーリンクス<3683>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。上期の営業利益計画を6100万円から2.8億円へと大幅に上方修
正したことが好感されている。ITクラウド事業において、消費税率の引き上げに伴
う流通食品小売業向け基幹業務システムの外税化、税率変更にかかる業務の受託が計
画を上回る水準で推移していることなどが背景。同社は3月に新規上場しており、早
期の上方修正がポジティブサプライズに。

いであ<9768>:1111円(同+103円)
急伸。昨日は第1四半期決算を発表し、営業利益は30.6億円で着地したことが好感さ
れている。環境コンサルタント事業、建設コンサルタント事業がそれぞれ好調に推移
した。同社の売上高は上期に集中する季節性があるもようだが、上期営業利益である
21.8億円を超過達成したことで、上方修正期待が先行する格好に。

ワールドIT<2429>:762円(同+50円)
大幅続伸。第1四半期売上高は前年同期比46.9%増の172.4億円、営業利益は10.8億円
と大幅な増収増益となったことが好感されている。主力のファクトリー事業の売上高
は前年同期比21.9%増の51.4億円、セグメント利益が同311.3%増の4.0億円となった
ほか、テクノ事業についても売上高が同15.2%増の17.7億円、セグメント利益が同
72.2%増の1.3億円と堅調に推移した。

サイバーエージェント<4751>:3930円(同-115円)
さえない。同社やクルーズ<2138>、Dガレージ<4819>など、新興市場では主力のネッ
ト関連株が軟調に推移している。昨晩の米国株式市場では、人気パズルゲーム「キャ
ンディ・クラッシュ・サーガ」などを手掛けるキング社が決算発表を受けて、約13%
の急落となったことが心理的な重しとなっているようだ。また、米テスラモーターズ
が決算発表を受けて時間外で大幅下落となっており、米モメンタム株の先行き懸念も
燻る状況に。

(フィスコ)

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