東京株式市場は冴えない展開が続いている。特に懸念されているのが、(1)出口戦略、(2)ソブリンリスク、(3)需給などの問題だろう。

 しかし、それらはあくまできっかけであり、リスク資産価格の相場が上昇局面から調整局面に移行したにすぎないと考えている。そろそろ調整局面から新しい上昇局面が始まってもよさそうなタイミングだと思われる。

 まず、(1)の出口戦略に関しては豪州に始まり、中国、インド、ブラジルと主力の資源国、新興国などが揃って金融引き締めを始めたことで金融相場の終焉が心配されている。ただ、これらは緩やかながらも回復基調となった世界経済を反映してのことだ。

 カギを握るのは、なんといっても米国の出口戦略。そのFRBの公定歩合の引き上げも懸念を増幅させた。

 FRBは金融システム正常化を目的とするものであって、実質的な金融引き締めではないとしているが、3月16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)まで、マーケットは波乱含みの展開か。