ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
為替市場透視眼鏡

ドル円膠着相場続くも米景気
回復による先高観は変わらず

田中泰輔(ドイツ証券グローバルマクロリサーチオフィサー)
2014年5月19日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 米国経済の堅調が続く限り、ドル円の上昇観に揺るぎはない。今年1~3月は、米国の経済指標が寒波で思いがけず下振れた。しかし天候という一時要因で米景気は腰折れするはずもない。春とともに米指標は反発し、5月は、ドル円の再上昇にどう弾みがつくか極めて重要な場面、と注目してきた。

先月当欄では、米国の非農業部門雇用者数が平均的に前月比17.5万人以上増えるとき、ドル円は上昇しやすいと紹介した。5月2日発表の4月分の非農業部門雇用者数が28.8万人増となり、2、3月分も20万人以上の増加に上方修正された。しかし、ドル円は一瞬103円台へ上昇したものの、すぐ息切れしたように102円前後に反落した。

 市場の円安派は長く待たされ過ぎ、熱気を失ったかのようだ。1~3月は米寒波による肩透かし、4月は勇み足気味に期待したドル円反転の不発と、苦汁をなめた。5月は雇用指標が期待にかなう強さを示したが、ドル円の買い持ちをこの機会に巻き戻した。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2017年3月4日号 定価710円(税込)

特集 文系こそ学べ 勝つための絶対スキル データ分析

統計分析 Excel入門 データに強くなる

【特集2】
コーヒービジネス大活況
サードウェーブの次に来る波

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


為替市場透視眼鏡

FX、外貨投資家のニーズに応えた為替投資家向けコラム。執筆には第一線のエコノミストを迎え、為替相場の動向を分析、今後の展望を予測する。

「為替市場透視眼鏡」

⇒バックナンバー一覧