男のスメルマネジメント

女子が恐れる“スメハラ注意報”はあなたにも点灯中!
ビジネスマンの明暗分けるスメルマネジメントの心得

夏を迎える今、暑さ対策だけでは不十分
あなたは自分の「ニオイ」を知っているか?

 「暑い……。いったい何だ、この暑さは……」

 ここに来て、各地で記録的な暑さが続いている。全国の真夏日地点数は、5月としては観測史上最も多い数となったそうだ。「今年は冷夏になる」という報道もあったため、時ならぬ「ゲリラ猛暑」に驚き、暑さ対策を迫られているビジネスマン諸氏も多いだろう。

 しかし、考えるべきは「暑さ対策」ばかりではない。夏が近づくにつれ、クローズアップされるのが、炎天下で汗をかきながら仕事に奔走する男性ビジネスマンの「体臭」である。「ニオイ対策」も重要な課題となるのだ。

 最近では「スメハラ」(スメルハラスメント)という言葉も広がり、日本の職場で体臭はセクハラ、パワハラと並ぶ迷惑行為として認知されつつある。しかし、「スメハラ」と言われても、たいていの男性は自分が臭っているかどうか気づかない。ニオイの元となっている男性自身がその深刻さに気づかないことが、一番の問題なのだ。

 実際、女性を中心に、職場や取引先で嗅いだ相手の体臭で不快な想いをしている人は多いと聞く。ニオイの度合いにもよるが、自分の体臭に無頓着な人や、気づいていても「たかが体臭でしょ?」とタカをくくっているような人は、今後ビジネスに支障が出る可能性もある。もはや職場のニオイ対策は、できるビジネスマンにとって必須のエチケットになっていると言えるだろう。

 いったい、何が男性を臭わせているのか。それを予防するためには、日頃からどんな「スメルマネジメント」を心がければいいのか。この連載では、あなたの知らない「スメルの世界」を多方面から分析していく。

 まず、世の中の人々は「体臭」や「スメハラ」に対してどんな自覚や感想を持っているのだろうか。リサーチ会社の「リビジェン」の協力を得て、全国の男女200人を対象にアンケート調査を実施した。


SPECIAL TOPICS

宮崎智之 [フリーライター]

フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。
ツイッターは@miyazakid
 

 


あなたの知らないスメルの世界~It's a smell world.

「パパ、臭いからあっち行って!」「あなたの枕、ほんっとうに臭いんだけど!」小さい頃はすぐ抱きついてきてくれた娘や、かつては優しく微笑みかけてくれた妻から、こんな罵声を浴びせられた経験を持つミドル男性は、きっと少なくないはずだ。そればかりではない。職場でも気付かないうちに、女性社員から「あの人、クサいよね」と後ろ指を指されている人もいるだろう。世の中に「ニオイ」に悩む男性は多い。時としてあなたの体臭は、周囲の人々にとって「スメハラ」(スメル・ハラスメント)の原因となることさえある。いったい、何が男性を臭わせているのか。それを予防するためには、日頃から何を心がければいいのか。あなたの知らない「スメルの世界」をまじめに分析する。

「あなたの知らないスメルの世界~It's a smell world.」

⇒バックナンバー一覧