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為替市場透視眼鏡

リスクラリーが一服した後は
ファンダメンタルズの再評価

週刊ダイヤモンド編集部
2009年7月29日
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急増する財政赤字と為替

 世界経済が危機を脱するとの期待が浮上した春先から、株式や商品などリスク資産のラリーが起こった。為替市場では資源輸出国、新興国、債務国などのリスク通貨が軒並み急伸し、ドルが全面安となった。

 しかし経済の回復は当面低空軌道をたどり、大幅マイナスの需給ギャップが2010年でも残るだろう。リスク資産相場はすでにこの緩慢な回復を織り込んだ。

 需給の制約を超えた価格上昇は需要を抑制し、リスクラリー自体を押しつぶす。確かに原油価格が70ドル台まで上昇すると、米国でガソリン消費量が減少するようだ。

 経済の改善傾向は続く一方、先行して上昇したリスク資産相場の上値余地は限られるなら、ラリーは一服し、市場はファンダメンタルズの再評価に向かうだろう。

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FX、外貨投資家のニーズに応えた為替投資家向けコラム。執筆には第一線のエコノミストを迎え、為替相場の動向を分析、今後の展望を予測する。

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