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今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

【ボストン「ドント・ルック・バック」】
愛すべき頑固者の“こだわり”が織り成す
一人多重録音の美学

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第88回】 2014年6月26日
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 世の中は十人十色で、誰もが何がしかの事にこだわりをもっています。

 そこで、“こだわる”の意味を大辞林で調べてみました。

 ①心が何かにとらわれて、自由に考えることができなくなる。気にしなくてもいいようなことを気にする。拘泥する。
 ②(いい意味で)細かいことにやかましくする。
 ③つかえる。障る
 ④苦情を言う。文句をつける。

 一般的に“こだわる”は、あまりいい意味では使われないようですが、②には重要な意味合いがあります。確かに、ある人にとって非常にこだわるべき事でも、別の人にとっては大した事ではない、という場合が少なくありません。要するに、“こだわる”というのは、個人の価値判断や優先順位の問題ということです。そんな“こだわり”は、冷静な計算というより直感的なものに導かれる場合が多いようです。

 現実には様々な制約があるため、常に完璧を求めることは無理にも見えますが、スティーヴ・ジョブズの例を出すまでもなく、ビジネスでも学術でもスポーツでも、ここぞという重要な局面では、徹底的に“こだわる”ことが常識の壁を打ち破り偉大な業績を達成することにもつながります。

 と、いうわけで、今週の音盤は、ボストン「ドント・ルック・バック」です(写真)。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


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ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。

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