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「婚迷時代」の男たち

【お見合いパーティー潜入ルポ】
婚活女に変化? 西に増殖する“安定志向”の若い女性たち

――若い女性と結婚したいなら、西へ向かえ?

西川敦子 [フリーライター]
【第1回】 2009年3月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
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今回取材したお見合いパーティの会場。
おしゃれなカフェといった雰囲気。

 それはとある小春日和の日曜日。東京・新宿で開催されたお見合いパーティー「エクシオ 男大卒エクゼクティブ編」(26~40歳くらい/大卒かつ年収600万円以上/ネット申込み料金:男性4500円 女性:1500円)での会場。エレベーターから次々と降りてくる女性たちの意外な若さに、筆者は正直、ビビってしまった。

 近頃、マスコミがさかんに取り上げている「婚活」。その主人公たちは、アラサー、アラフォーと呼ばれる30~40代の女性たちだ。「女性たちよ、狩りに出でよ」と呼びかけたのは、山田昌弘氏と白河桃子氏著の「『婚活』時代」(ディスカバー)だった。

 この日、パーティーを潜入取材しようと思い立ったのは、そうした女性たちの狩猟テクニックに男性たちがどう翻弄されるのか見届けてみたい、という好奇心があったからだ。その中にアラフォーの自分が紛れ込んでいてもそう目立つまい、という能天気な思い込みもあった。

20代女性からたちのぼる
「秘めた情熱のオーラ」

 ところが、実際に行ってみるとアラフォーらしき女性などどこにも見当たらない。中にはピチピチしたアイドル系の可愛い女性や、思わず見とれてしまうほど色白の純日本風美人もいる。

 共通しているのは、清楚な雰囲気にまとめたファッション。パステルカラーのカーディガンにワンピース、パールのピアス。ついでにいうと化粧はくどくなく控えめだが、じつはけっこう念入り。ヘアスタイルも素人とは思えない高度なブローテクニックで決めている。全体から漂う秘められた情熱のオーラ。仕事着でやってきた41歳の筆者が浮きまくっていたのは、いうまでもない。

 対する男性は20代から40代まで年齢層は幅広く、服装も「ぶらっと家電屋に行ったついでに寄りました」という感じのラフなもの。人数も女性より少なめだ。

 その後のパーティーの流れを簡単に説明すると、まず、男女ともに自分についての情報を「プロフィールカード」に記入。女性のカードは年齢や住所、職業、趣味、あとはせいぜい結婚歴・子どもの有無など、必要最低限の項目しかないが、男性は最終学歴や年収もしっかり書き込むようになっている。

筆者のプロフィールカード。このカードを相手と交換し、自己紹介する。

 その後、男性が席をひとつずつ移動し、目の前の女性とカードを交換。全員と簡単に面通ししたあと、男女とも「アプローチカード」に気に入った相手の番号を記入。さらにフリータイムでお気に入りの相手とじっくり話をする。

 こうして絞り込んだターゲットの番号を最終カードに書き入れる。めでたく両想いの2人組は進行役が番号で発表。出口で待ち合わせて一緒に帰る、という仕掛けだ。

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西川敦子 [フリーライター]

1967年生まれ。上智大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、独立。週刊ダイヤモンド、人事関連雑誌、女性誌などで、メンタルヘルスや介護、医療、格差問題、独立・起業などをテーマに取材、執筆を続ける。西川氏の連載「『うつ』のち、晴れ」「働く男女の『取扱説明書』」「『婚迷時代』の男たち」は、ダイヤモンド・オンラインで人気連載に。


「婚迷時代」の男たち

仁義なき最新の婚活事情から、結婚をビジネスにする企業、結婚生活や離婚の実態までを徹底取材。「結婚」という2文字に翻弄される男たちの姿を追う。はたして「結婚」は男を幸せにするのか――。

「「婚迷時代」の男たち」

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