インドネシア 2014年7月22日

神々が棲む島「バリ島」は、祈り続ける島だった!

バリ島の日本語フリーペーパー「アピ・マガジン」のアラサー女性編集者たちがリレー形式でリアルなバリの今をレポート。バリ島では日々、家々の前に祈りを込めて花や菓子が供えられる。毎日繰り返されるこの儀式はバリ島に住む人々にとっては欠かせないもの。祈るために働くバリの人々。バリ在住2年のコロさんの報告です。

生きるとは祈ること。毎日祈り続けるバリの人々

 バリ島に来たことのある人は分かると思うが、この島では建物の前や道ばたに、「チャナン」と呼ばれる椰子の葉で作ったお皿に花やお菓子お線香が盛られたものが置かれている。神様に捧げるものとして朝夕の決まった時間に、形式に乗っ取って、家の前や部屋の前など決まった場所に置く。

 バリ島に来た当初は、「踏んづけたりしてはダメなのでは!?」と思っていたのだが、どうやらお祈りさえ終われば、特に意識しなくても大丈夫らしいことに気がついた。役目を果たしたチャナンは、ホウキとちりとりで掃除して処分。そして新たにチャナンを置いて祈る。毎日続けられるこの儀式だが、毎日新しいチャナンを作る家がほとんど。会社やレストランで行なう場合は、市場で購入したものを利用することも。 

市場でチャナンを売るイブ(イブはお母さんの意味)【撮影/アピ・マガジン編集部】

祭事前に値段が跳ね上がる果物やお花

 祭礼や寺院参拝の際のお供え物として捧げられるのが果物やお花。果物はバナナやサラック(別名スネークフルーツ。鱗のような皮でシャリシャリした食感)、リンゴやみかんなど地産のものから輸入ものまで、価格も様々なものが盛られる。それも、虫食いや傷があるものではなく、美しい形や見た目の果物を選ぶ。お祭りによっては鶏の丸焼きなどもお供え物になり、その見た目も非常に豪華だ。

 日本の迎え盆のような祭日ガルンガンや送り盆のクニンガンなどの重要な祭日や儀式の際は、1週間くらい前からこれらの商品が値上がり始める。お花は主にチュンパカ(和名は金香木)と呼ばれる非常に香りの良い花が通常の1.5~2倍に跳ね上がる(通常の値段は1つ500ルピア=約5円)。しかし、そんな値上がりに怯むことなく、神へのお供えにかける情熱とお金と手間には感心せずにはいられない。 

お供え物が積み重なる。社内の祭事にて【撮影/アピ・マガジン編集部】

 

市場でお供え用に購入。一週間前には準備スタート【撮影/アピ・マガジン編集部】

 


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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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