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独特の世界観で大ヒットを連発!
大人ガチャブランド「パンダの穴」の魅力

加藤 力
2014年7月17日
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 「ガチャポン」や「ガチャ」と言えば子どもの頃に遊んだカプセルトイ。最近は大人向けのものが増え、人気を呼んでいるのをご存知だろうか。思わずニヤリとさせられるユニークさで、ツイッターなどのSNSを媒介に瞬く間に拡散していくのが特長。ヒット商品のすべてが全く広告をせずに口コミだけで広がるという。その秘密はどこにあるのだろう。

 昨年の9月「パンダの穴」というブランドで「サメフライ」「考えない人」などのヒットシリーズを連発しているクリエイター集団に、口コミを生み出す商品開発のツボを伺った。

少数精鋭のクリエイター集団が、独自の感性を頼りに作品を産み出している

 「パンダの穴」の商品企画を担当しているのは電通テック。広告企画制作を生業とする電通グループの一員である。長年ソフトバンクの広告を担当してきたクリエイティブディレクターの飯田雅実氏を中心としたクリエイター集団が企画している。

 「ソフトバンクのお父さんグッズを企画してきて、その中で得た知見を活かしてオリジナルグッズをつくろうと考えたのがきっかけでした」と飯田氏。タカラトミーアーツにプレゼンして即採用。ロダンの考える人のパロディ「考えない人」を模型イベント「ワンダーフェスティバル2013[夏]」に出展したところ、ツイッターで大きな話題を呼んだ。

 そして、サメを丸ごとフライにした「サメフライ」を皮切りに、眠る動物をフィギュアにした「ZooZooZoo」、「机の上から、チラリーダー!」「フルーツゾンビ」と独特の世界観をもつヒット作を連発する。

広告はせず、トレンドにも追従しない。“売れそう”なものではなく、クリエイターが“自分の感覚”を信じるスタンスを貫く

 いずれもツイッターで火が付き、ヤフーの急上昇ワードに入るというヒットの流れは共通だ。その後、テレビに取り上げられたケースもある。「みんなツイートするネタを常に探していて、そこにうまくはまった」と飯田氏は勝因を語る。

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