考えることが大好きになる!

 拙著『考える力をつける3つの道具』は、『ザ・ゴール』の核とも言える学ぶプロセスをまとめたもの。しかも、シンプルでやさしい質問だけで実践することができる。だからこそ、3歳の子どもから企業のトップエグゼクティブまで幅広く活用されている。

 いつも不思議に思うのだが、この3つの道具を使ってワークショップをすると、ときには頭が熱くなるほど考えさせられるのに、みんな口を揃えて「楽しかった」と言う。

 考えることは、一般には苦しかったり、つらいことのように思えるのに、みんな「ワクワク楽しくなる」と言う。イヤイヤ考えるのではなく、考えることをゲーム感覚で本当に楽しんでいるのだ。

 3つの道具を使うのは、とてもかんたん。身近な問題から始められる。考えたことがうまくいったらうれしいし、また別の問題でもやってみようと思う。そして、うまくいくとますます楽しくなる。それで、もっともっとやってみようという気になる。気がつけば、いつのまにか、考えることが大好きになっている。

『考える力をつける3つの道具』は、寓話の世界の負け組のウサギとキリギリスを例にとり、彼らの明るい未来を切り開いていくうち、楽しみながら「考える力」がつくように構成されている。読後、実践していくなかで、みなさんの明るい未来も切り開いていければと願っている。


◎書籍のご案内

考える力をつける3つの道具

岸良裕司/きしらまゆこ[著]
定価(本体1400円+税)

正解のない問題にどう取り組むか

ごちゃごちゃした現実、もやもやした解決策、どんよりした将来を解消する「考える力をつける道具」はたったの3つだけ。どれも、使うのはかんたん。しかも使えば使うほど、考えるのが楽しくなってくる。「子どもはもちろん、CEOまで活用できるほど奥が深い」と世界中の評価を得ている、ゴールドラット博士の問題解決法。


ご購入はこちら!→ [Amazon.co.jp] [紀伊國屋書店BookWeb] [楽天ブックス]