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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

1品315円で割烹料理が堪能できる!
徳多和良(北千住)

浜田信郎
【第40回】 2009年5月22日
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 北千住の立ち飲みの名店、「徳多和良(とくだわら)」にやってきました。

 かつて割烹料理店でご活躍した店主が、その割烹の味を安価に楽しんでもらおうと開いたこのお店。ずらりと並んだ25品ほどの料理の8割ほど(約20品)は315円。残りの数品も420円、525円、630円です。

 日本酒(本菊泉)も、生ビール(エビス樽生)も、焼酎(芋焼酎、麦焼酎、米焼酎など7種ほど)も、サワー類も、ウイスキー(宮城峡、余市)も、すべて315円。315円でない飲み物は、ゆず酒(420円)と、焼酎の黒千代香売り(湯割、735円)の2品だけです。

 1度来たお客は必ず再訪するというこの店は、開店前から行列ができる人気店。立ち飲みカウンター6~7人分ほどと、立ち飲みテーブル2卓(それぞれ6~7人分)だけの狭い店内は、いつもぎっしりと20人ほどの立ち飲み客でにぎわっています。

 そんな立ち飲みカウンターの一角に立ち、今日は燗酒(315円)と、平政(ひらまさ)刺身(315円)に、生ホタルイカ酒盗漬(315円)をもらって飲み始めます。

 出された平政は、ツヤツヤといかにも新鮮な刺身が小皿に4切れ。ワサビや刺身のツマも、見た目も美しく添えられています。生ホタルイカ酒盗漬も、向きをそろえて、きちんと整列したホタルイカが5杯。とても315円のつまみとは思えません。

 燗酒をおかわりして、今度はカウンター上に並んでいる大皿料理から、竹の子と高野豆腐焚き合せ(315円)を注文すると、それぞれ別の大皿に盛られている竹の子の煮物と、高野豆腐の煮物を、小皿に盛り合わせて、最後に木の芽を添えてくれます。

 いずれも量は多くはないものの、それとて、チマチマといろいろなものを少しずつつまみながら飲みたいという呑ん兵衛の心理をよくついています。これくらいの量であれば、ひとりでやって来ても何品も楽しめますものね。

 1時間弱の立ち飲みタイムは、2杯と3品で1575円。店の看板は「割烹くずし」と謙遜されているものの、けっして崩してなんかいなくて、きっちりと手間をかけた料理が出されるのが、この店の大きな魅力なのです。

お店 ホタルイカと刺身 煮物
小さな店内はいつもびっしりと満員状態 生ホタルイカ酒盗漬に平政刺身を燗酒でいただく 2つの煮物が楽しめる、
竹の子と高野豆腐焚き合せ

【お店情報】
店名: 割烹くずし「徳多和良」
電話: 03-3870-7824
住所: 足立区千住2-12
営業: 17:00-21:30(21:00LO)、日祝・第2月休

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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