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これで絶対後悔しない!35歳からの転職力養成講座

ヘッドハンターが狙う「できる人」5つの共通点

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第28回】 2014年8月25日
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50歳前後のセミリタイアは危険!?
最前線に立たないと人は劣化する

 ヘッドハンティングされる「できる人」は何が違うのか。セミナーなどでそんな質問を受けることがあります。もちろんその時々でどんなスキルや経歴の持ち主が求められるのかは変化していきますが、ヘッドハンティングの対象になるような人にはいくつかの共通点があると私は感じています。

 第1の共通点は「仕事を人生のど真ん中に置いている人」です。一所懸命仕事をしている人はそれだけ人格が磨かれますし、苦労もするので人としての厚みが生まれ、人間的な魅力があります。

 逆に40代半ばや50歳くらいで選択定年制を使って退職し、知り合いの会社の顧問になったり、最前線には立たないコンサルタントのような仕事をしたりする人がいます。つまり、第一線から引いたような立ち位置で仕事をする人がいますが、多くの場合こうした人はだんだん先細りになっていきます。

 なぜ先細りになるのかというと、仕事を人生の真ん中に置いて取り組まないと、どんどんビジネスパーソンとして劣化していき、現状維持すら難しいからです。割増退職金をいっぱいもらい、あとの職業人生はこれまでの蓄積で流していけばよいと安易に考えている人はきわめて危険です。

 2番目の共通点は、「好奇心の強さ」です。好奇心旺盛でいろいろなことに首を突っ込んでいく人は、自ずとさまざまなチャンスに恵まれるようになります。もしかすると、1人の人間に訪れるチャンスの数はそう変わらないとしても、好奇心の強さによってその出来事がチャンスであると気づけるかどうかが変わってくるのかもしれません。

 キャリア論で「計画された偶然」(プランドハプンスタンス)といわれるように、好奇心の幅広さによって行動したなかで発生した偶然の出来事から、実際に新たな人生を切り開いていった人は少なくありません。優秀な経営者の多くが多趣味でいろんな分野に興味のエネルギーを発揮するのも、このことと無関係ではないと思います。

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丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


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