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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

500円でホッピー3杯!コストパフォーマンスの高い立ち飲み屋
うけもち(水道橋)

浜田信郎
【第38回】 2009年4月17日
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 水道橋駅西口近くにある、ほぼ全品300円均一(ほとんど300円で、一部のメニューが100円)の立ち飲み屋、「うけもち」にやって来ました。

 まずは奥の注文カウンターに進み、ホッピーセット(300円)と、黒板に手書きされている今日のメニューから、ハマチ刺身(300円)を注文し、品物と引き換えに料金を支払ってから、壁際にある立ち飲みカウンターの一角に向かいます。

 サワーグラスに氷入りで出てくる、中(なか)と呼ばれる焼酎だけのおかわりは、なんと100円。焼酎はたっぷりと入っているので、瓶入りホッピー(=外)をグラスいっぱいまで注いでも、3杯分くらいあるのです。つまり最初にホッピーセット(中と外)を注文したら、あとは中のおかわりを2回繰り返してちょうどいいくらい。

 ホッピーファンの間では、この分量比率のことを「外1中3(そといち・なかさん)」と呼んで、「瓶入りホッピー(外)1本で、焼酎(中)が3杯飲める」ということを示します。

 最初にもらうホッピーセット300円に、中100円のおかわりが2杯。都合500円で3杯飲めるので、1杯当たりに換算するとなんと167円という爆発的なコストパフォーマンスです。

 もちろん飲み物はホッピーばかりでなく、中ジョッキで出される生ビールも、5種類ほどある地酒(日本酒)も、甕で用意されている6種類ほどの本格焼酎も、そしてサワーやウーロンハイ、ウイスキーも用意されていて、どれもすべて300円均一なのです。

 料理だって負けてません。ハマチの刺身は、つやつやと輝く大きな刺身が3切れ。築地市場に仕入れに出かけ、クジラ以外は冷凍ものは買わず、あまった魚も冷凍しない。数日間で売り切れじまいになる量だけを仕入れるから出せる質と量です。

 ハマチ刺身以外の今日の黒板メニューは、ホタテ稚貝煮、ツブ貝わさび和え、イカ肝味噌漬けといった品々。黒板以外の定番メニューには、酒盗、ふぐ卵巣糠漬、生からすみなどの珍味類もずらりとそろって、すべて300円均一。冬場のおでんは1個100円均一です。

 中(100円)をおかわりして、次なるつまみに、黒板メニューのイワシ甘露煮(300円)をもらうと、出された小皿にはたっぷりと5尾のイワシが並びます。

 外1中3でホッピーを飲みきって、今日の支払い総額は1100円でした。どうもごちそうさま。

お店 ハマチとホッピー イワシ甘露煮
店内は、サラリーマンでいつも満員状態 脂の乗ったプリプリのハマチとホッピー(黒ホッピー) イワシ甘露煮のほろ苦さと
甘さに、ホッピーが進む

【お店情報】
店名: うけもち
電話: 03-3234-5664
住所: 千代田区三崎町2-15-2
営業: 17:00-23:00、土日祝休

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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