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たまった古本を処分することが億劫な人に
“チャリポン”NPOやNGOに寄付をしよう

工藤 渉
2014年8月29日
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 頻繁に書籍を購入するものの、古書店に売る習慣も捨てる習慣もない人は多いだろう。部屋の一角に積み上がったそれらの処分法は、結局のところ「売る」か「捨てる」のどちらかに収まってしまう。

 最寄の図書館に寄付という選択肢もあるが、必ずしも喜ばれるとは限らないため事前の確認が必要だ。現時点でのベストセラーなど利用者の予約が多いものや、過去半年以内に出版されたものに限るといった条件が課せられる場合もある。蔵書スペースや人員に限界があることを考えれば当然のことだ。

 もうひとつの選択肢として、古書店を経由して各種NPOに寄付をする方法がある。古書店が寄付を代行してくれると考えてもいい。例えばネットを中心に無店舗での古書販売を行うバリューブックスは2007年7月からチャリボンというNPO・NGOなどへのファンドレイジング(寄付集め)システムを運営している。同社によると2010年からの寄付総額は本年7月時点で1億円を突破し、冊数も500万冊超にのぼるという。

チャリポンのホームページ。買い取りできない本も無駄にしないシステムだ

 手続きは通常の古書類売却とほぼ同様だ。チャリボンを利用する旨をバリューブックスのサイト経由または電話で同社に伝えてから、書籍やDVDを着払いで送るとまず査定が行われる。ここで通常と異なるのは、買取相当額は書籍の送り主ではなく、同社の提携するNPO・NGOの中から送り主が指定した団体に寄付されるという点である。バリューブックスは、古書類を売ってお金に換えNPO・NGOに寄付するという、個人にはいささか煩雑な作業を代行してくれるわけだ。

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