ぎっしり書かない!
ゆったり書く!

 つまりまとめると、ノートは「きれいに、整理して書く」ということではなく、乱雑でもいいのでメモ帳、練習帳として使う場合と、漢字や作文のように「ていねいに書く練習」として使う場合とを、きちんと区別することが大切です。

 ノートに関しては、オススメしているノートを紹介しておきます。国語に関しては、まずは『ジャポニカ学習帳 こくご15マス JL-10-1』というノートを推奨しています。漢字練習などをする場合でも、子どもが字を練習するのに最適な大きさです。

 もちろん、書く力がついてくれば、大学ノートを使ってもいいのですが、この際もあまり細い線のものは使わないほうがいいでしょう。

 算数、理科、社会については大学ノートでいいのですが、この場合も幅の広いA罫のノートを、さらに一行おきに書いて使うよう指導しています。

 この方法が絶対正しいというわけではありません。しかし、細かくぎっしり書くのではなく、ゆったりと書くほうが子どもには向いていると感じています。ノート自体は安いもので十分です。そのノートをゆったりと使い、どんどんページを消費していくほうが、学力向上には適していると思います。

                        (次回連載は未定です)


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