専用トレーニングを受けた
欧米系の講師陣を準備

アルク 英会話事業部
米村浩明 部長

 アルクオンライン英会話のもう一つの強みは、厳しい審査基準をクリアして採用された、欧米系の講師陣の存在だ。主な出身国は、米国・カナダ・英国・オーストラリアなど。いずれもアルクオリジナルのマニュアルに基づいた専用のトレーニングを積み、生徒の能力を最大限に伸ばす力を備えている。欧州や北米、オセアニア地区の英語を母国語とするネイティブにこだわるのは、どの国の講師と話すかで、英会話の内容が変わってくると考えるからだ。

 アルク英会話事業部の米村浩明部長は、「現地に居住する講師と話すうちに、その国の文化や時事的なトピックスが、自然に会話の中に入ってきます。例えばビジネスで英国への赴任が予定されている場合、英国に在住の講師を選択すれば、あらかじめ赴任先の文化やビジネスの規範などを吸収することができる。単なる英会話の先生としてではなく、講師をうまく“友人”として活用していただければと考えています」と説明する。

 インターネットがつながり、無料通話サービス「Skype」が利用できる所ならば、勤務地や居住地を問わず、どこでもレッスンを受けることができる。通学式のマンツーマンレッスンでは、入会金や一括支払いなどの負担がかかる場合が多いが、アルクオンライン英会話では、入会金無し、レッスンコースや受講回数別の料金設定で、最少4回から受講が可能だ。通学式よりも割安の、受講しやすい料金設定になっている。

 アルクオンライン英会話では、この他にアルクの人気通信講座「1000時間ヒアリングマラソン」と連動し、講座で使われているマンスリーテキストを使って「発信する力」を鍛えるレッスンも用意している。自分が興味のあるコーナーやトピックスについて、「意見を論理的に言う」「要約し正しく伝える」というアウトプットを行うものだ。

「アルクが提供するのは、日本の英語学習者の声を反映し、日本人のニーズや習熟度に合った学習方法を活用したオンライン英会話。当社に蓄積されたリソースを最大限に活用しているだけに、費用対効果の高い語学サービスだと自負しています」(野田社長)