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本荘修二の実践講座! 社員を動かすウェブ

トップ自らがモデルユーザーを目指す
IBMソーシャルプラットフォームの凄み

本荘修二 [新事業コンサルタント]
【第15回】 2009年12月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
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 グローバルな大組織で先進的なソーシャル・プラットフォーム活用の事例というと、真っ先にあげられるのがIT 業界のリーダーIBMだ。

 第6回で取り上げたように、IBMは社内コミュニケーションに力を入れ、工夫したアプローチをとっている。2006年からソーシャル・プラットフォームの導入を始めたIBMは、その全社的な活用のためにツールとマネジメントの両面から取り組んでいる。

社内競争に勝ち残ったツールがもたらす
ソーシャル・プラットフォーム

 ソーシャル・プラットフォームについて、IBM社内では様々なツールが自社開発され提供されている。主なものには、以下のようなツールがある。

●社内ブログ Blog Central

 IBM社員であれば誰もが作成可能。コメントも受け付ける。複数メンバーで一つのブログの更新ができ、ユーチューブなどの動画を埋め込んだり、タグによって関連ブログと紐づけたりできる。ビジネス関連動画の紹介、海外転勤社員からの情報、社内スポーツ部の活動紹介など書き込み内容は幅広い。

●社内ウィキ Wiki Central

 社員は誰でも作成可能。特定メンバーのみ、あるいは誰でも閲覧可など、アクセス制御ができる。ノーツより手軽に作成できる。社内業務用語集などもつくられており、社員は誰でも追加・修正ができる。技術者のコミュニティーでの情報共有によく利用されている。

●ファイル共有ツール Cattail

 ファイル毎に参照可否のアクセス制御が可能。ダウンロードした人の履歴が残り、ダウンロードした人に更新時お知らせが届く。パブリック・ファイルの検索もできる。

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本荘修二 [新事業コンサルタント]

多摩大学客員教授、早稲田大学学術博士(国際経営)。ボストン・コンサルティング・グループ、米CSC、CSK/セガ・グループ会長付、ジェネラルアトランティック日本代表を経て、現在は本荘事務所代表。500 Startups、NetService Ventures Groupほか日米企業のアドバイザーでもある。


本荘修二の実践講座! 社員を動かすウェブ

グループウェアに始まり、ナレッジマネジメント、最近ではEIP(企業内情報ポータル)と、話題の概念で語られ続けてきた社員向け情報システム。企業にとって永遠の課題である社内ウェブの理想的な作り方を、先進事例を紹介しながら探る。

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