人事担当者の熱意を感じ
入社への意志が固まった

 どういうことでしょうか。

ヤマダくん
 「入社を迷っていたんです。課題を提出し返送してもらう、というやりとりをしながら、他社を受け続けていました。この会社に関心がなかったわけではないけれど、やっぱり知名度の高い大企業に行きたかったんです。でも、人事の方からのコメントからは、すごい熱意を感じました。しかも内定者8人に対して、それぞれ違ったコメントを、コメント欄にびっしりと書いてくれるんです。内容も、わたしが抱いていた不安感を軽くしてくれるような、親身になったものでした」

 そのときヤマダくんは、ある大手企業の選考でいいところまで進んでいましたが、A社に入社することを決め、大手企業に断りを入れたのだと言います。

ヤマダくん
 「企業規模も無視はできないと思いますが、だれと働くかはもっと大事だと思いました。わたしたちに、ここまで親身になってくれる先輩がいる会社は、きっとわたしにとっていい会社なのだ、と思ったんです」

 話を聞いてみるとサトウくんもナカヤマさんも、同じことを言いました。

サトウくん
 「コメントには熱意を感じ、この会社の社風が理解できたような気がしました」

ナカヤマさん
 「人事の方は、相手が学生だからということで、今だけ優しいのだろうと最初は思っていました。でも、優しくて熱いコメントが毎月届くので、学生だからじゃない、本当に熱い人なのだし、そういう人が働く会社が悪い会社であるはずがない、と思うようになりました」

 そして2人とも、「人事担当者のやりとりが、この会社に入社しようと思う決め手になりました」と言うのです。