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“自分だけの家”づくりを実現
ウィークエンドホームズ社長 森本剛

週刊ダイヤモンド編集部
【第38回】 2008年7月18日
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ウィークエンドホームズ社長 森本 剛
ウィークエンドホームズ社長 森本 剛

 「もっと自分の思いどおりの家にできたら」――。

 きっかけは、森本剛自身が大手ハウスメーカーで住宅を建てたことによる。

 大手メーカーのプレハブ住宅では規格が決まっており、なかなか自分の好みが反映されなかった。意見が通ったとしてもオプション扱い。どんどん金額が積み増され、予算内ではとても自分が満足する家が建たなかった。

 この体験が、建築家と施主を橋渡しするウィークエンドホームズの設立につながった。現在は2200の設計事務所(建築家)とのネットワークを持ち、施主の依頼に合わせてコンペを発注している。

 窓を天井の高さまで取って開放感を出したい、壁を総竹張りにしたい、ホームシアターや音楽スタジオを持ちたい……顧客のわがままな要望に自由自在に対応する。平均坪単価は75万円。「決して安くはないが、ウチで建てる家は一つとして同じものはない。思いどおりの自分だけの家が建つのであれば、高くないでしょう」と言う。

 一方の建築家については、「感性が鋭くすばらしいデザインを提案する反面、営業やプレゼンテーションが苦手な人が多い」と森本には思えた。

 双方の要望をマッチングさせて成り立ったビジネスなのだ。

 森本はユニークな経歴の持ち主だ。

 米国の大学を卒業し、そのまま現地でアサヒビールに入社した。同社のビールを販売する仕事で、サンフランシスコにある日本食レストラン400軒にはすべて納入、続いて現地の大型スーパーマーケットを開拓するなどして営業力を磨いた。

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