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株式市場透視眼鏡

欧米金融危機の割を食った日本株式市場は修正の公算大

2008年10月8日
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 日本の株式市場は連日、下げを繰り返している。米国市場以上の下落である。

 昨年10月の高値から比較してみても、S&P500の下落率は日本を上回っており、ドル建て、ユーロ建ての日経平均についてもS&Pに及ばない。今回の欧米金融危機の割を食っているのは、やはり日本の投資家というのが現状のようだ。

 しかし、このまま割り負けが続くのかと言えば、そうばかりとは言えない。欧米のサブプライム問題は日本の製造業に対して影響は限定的、サブプライムの影響を直接受けるサービス業の比率も低い。野村證券や三菱UFJに代表される日本の金融機関による米国への資本注入もある。

 先進国で傷口の浅い金融機関を有する国として、何週も周回遅れとなっている欧米との距離を一気に縮めることができる最後のチャンスかもしれない。

 そうでなくとも、日本の株式市場の水準はいずれ修正される可能性が高い。ニクソンショック以降で欧米発の下落時について、その後の相場推移を見てみよう。日経平均の戻りがS&P500を上回っているのがわかるだろう。

 日本も金融不況に喘いだLCTMショック時でさえも、アジア通貨危機の煽りでドルベースでは日経平均のほうがわずかながらアウトパフォームしている。日経平均をS&P500で割ったN/S比もほとんどのケースで100を大きく上回っている。

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