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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

焼き鳥は60円から、学生街の激安酒場
鳥やす本店(高田馬場)

浜田信郎
【第25回】 2008年10月3日
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 高田馬場の代表的大衆酒場、「鳥やす本店」にやってきました。

 駅北側に伸びる飲み屋街(さかえ通り)の一番奥にあるにもかかわらず、今日も店内は満員らしく、入口の外ではサラリーマン2人連れが席が空くのを待っているところ。その後ろに並ぶと、すぐに、前のふたりに続いて、私も「おひとりですか。カウンターにどうぞ」と、カウンターの真ん中あたりにポツンと空いていた1席に案内されます。

 お絞りとお通しの大根おろし(うずら玉子付き、60円)を出してくれるおにいさんに、チューハイ(350円)と焼き鳥の盛り合わせ(490円)、そして名物の煮込み(300円)を注文すると、あっという間に出される煮込みは、鶏ガラだしのスープで手羽先と根菜類(主として大根で、ニンジンなども少し)をコトコトとやわらかく煮込んだもの。鶏スープのうまみに、野菜の甘みが加わって、具だくさんの絶品スープに仕上がっているのです。

 チューハイの冷たさ、淡白さと、煮込みの熱さ、濃厚さのバランスも抜群です。これ以外に、普通のもつ煮込み(300円)もあって、こちらもまた人気の品です。

 私が入ってからも1階と2階にフロアがある店内はずっと満席状態が続いていて、入ってくるお客さんには「ごめんなさい。満席なんです。お待ちいただけるようなら、入口の外でお願いします」と声がかかっています。学生街ということもあってか、店内は、ひとり客からグループ客まで、老若男女さまざまなお客さんが入っていて、いかにも人気大衆酒場らしいにぎやかさです。

 ずらりと並んだ居酒屋メニューのほとんどが200~300円というのも人気の理由なのでしょうね。

 焼き鳥も1本60~120円ほどと安いのです。単品での注文は1種類2本からながら、「盛り合せ」を注文すると、もつ(60円)、すなぎも(60円)、はさみ(70円)、はつ(70円)、ぼんちり(70円)、てばさき(80円)、つくね(80円)の7種類を1本ずつ盛り合せてくれるのです。

 その焼き鳥の盛り合せが出てきたところで、燗酒(「富翁」上撰、320円)をもらうと、大ぶりのぐい飲みに、お燗用のチロリから酒を注いでくれます。

 1時間ほど楽しんで、今日のお勘定は1600円。「お気をつけてー!」と見送ってくれる若い店員さんの元気な声を背に受けながら、店を後にしたのでした。

お店 手羽先煮込み 焼き鳥、大根おろし
通りの奥ながら、いつも満席状態 鳥と野菜のハーモニーが生んだ極上スープ リーズナブルな盛り合わせは
7本で490円!

【お店情報】
店名: 「鳥やす本店」(とりやすほんてん)
電話: 03-3368-6459
住所: 新宿区高田馬場3-5-7
営業: 17:00-23:00、無休(正月は休み)

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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